2009.05.02

5月1日の四条・先斗町・三条

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5月1日、旧友と待ち合わせて、京洛の巷を飲み歩く。
この日から、鴨川には床が出ていた。

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待ち合わせの前に、四条からひとり、そぞろ歩いてみた。

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夕空が綺麗で、南座の雄姿が映える。

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四条から、川端通りの東側、「せせらぎの小道?」とやらいう遊歩道があり、流れに沿って情緒ある明かり。
そのライトの上に、子猫がのっかっていて、人懐こい瞳だった。

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懐具合を考えつつ、先斗町をうろうろし、初めて入る店を試してみる。
刺身の盛り合わせに、湯葉のサラダ。

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おでんも自慢の店で、わしは日本酒、友人は焼酎といういつものチョイスで、2時間余り。


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二軒目には、三条京阪近くの居酒屋。店内に貼りまくられたおびただしいポスター、チラシ類を眺め、冷奴やハムカツなどを肴に酔う。

ちょっと飲み過ぎたが、晩春から初夏の鴨川沿いは、なんとも爽やかで、酔いもすがすがしかった。

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2008.10.03

闇に聳える八坂塔(2)

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八坂通を歩いて八坂塔に突きあたり、塔を回って東側から見るようになると、ご覧のとおり、塔を照らす光は全く違う色になっている。そう、光源が変わったのである。
中華料理店とほぼ反対側、東北から、オレンジ色のライトが照射されるようになっていたのだ。

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ほぼ真下から見上げると、廂の裏に、西側からの白い光と東北側からのオレンジの光が交っているでしょ?
これで、夜の八坂塔はますます美しく、妖しく感じられるようになったと思う。

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このあたりの道は石畳が敷かれて京都らしい風情に満ち、昼は観光客が絶えないところだが、この夜はまったく人影がなかった。

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闇に濡れたように光る石畳に惹かれ、ついつい、石塀小路まで足を伸ばした。
自分の足音のほか、ほとんど物音が聞こえない。
耳を澄ますと密やかな虫の音色に混じって、幽かな三味線の音が。
妖美に輝く八坂塔に幻想を誘われた夜だった。

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2008.10.01

闇に聳える八坂塔

異形コレクション「京都宵」という本を紹介したが、その表紙は、夜の八坂塔の写真だった。
昔から、わしもその景色には惹かれていたが、まだちゃんと撮影したことがないのに気づいた。
そういうわけで、今夜、暇を盗んで、20分ほどで撮影したのが、以下の写真である。

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東山区八坂上町にある「法観寺」という寺院が、八坂塔(やさかのとう)なのである。
もともとは、いろんな伽藍が備わっていたのだが、戦火などで失われ、塔しか残っていない。
創建には、渡来系豪族・八坂氏が携わったらしい。八坂神社もそう伝わっている。
この塔は、いつの頃からか、京都で政権を握った者が旗を立てる場所となっていたという話も、どこかで読んだ。
塔の上階から旗印を掲げると、京都のどこからでも見えたそうだ。

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八坂塔を見るには、東山通りから東へ上って行くのが早い。
この道、その名も八坂通。両側には商店が並んで「塔の下商店街」を形作っている。
ところで、この写真は、シャッターを開けている時間の長い「夜景モード」で撮ったのだが、当然手ブレが多い。

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ブレの少ないオートモードで撮ると、こんな感じ。肉眼で見た目は、こっちの方に近いので、念のため。

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八坂塔は、ずいぶん昔から夜間ライトアップされている。
塔の下商店街の一商店である中華料理屋さんが、身銭を切って毎晩照らしたはるのだと聞いた。
実に有難いことである。

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ただ、わしはこの塔の照らされ方が、あまり好きではなかった。ほとんど真下から光を当てると、人の顔でも異様に見えるものである。ほら、懐中電灯で他人を脅かす時に、よくやる、あのやり方。
八坂塔のライトアップも、そんな感じで塔の魔性をあぶりだしているような気がして、ちょっと怖気をふるっていたのだ。
しかし、近年、なんとなくその雰囲気が変わったような気がしていた・・・(続く)。

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2007.04.17

春宵値千金

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11日の水曜日、久しぶりに旧友と飲もうと約束し、7時の待ち合わせに行く途中、祇園白川の桜を、チラッと観る事が出来た。

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情緒溢れる春宵の花であった。

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しかし、花より団子ではないが、この晩はひたすら、食べて飲み、喋り、最初に入った和洋折衷創作料理の店「うしのほね」本店で、2時間以上も過ごしてしまったのである。
これは、鯛の蕪蒸し風の椀、だと思うが、正確な料理名は覚えなかった(苦笑)ひたすら喋り、ただただ味を堪能してたんで。まだ夜は肌寒く、熱い汁物がありがたい。

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えーとなんかの肉のサラダ・・・やと思う(笑)。他にも出たが、全部の写真は撮ってまへん。

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そしてこれが、「名物うしのほね風シチュー」で、一人一人銅の鍋でアツアツを出してくれる。

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で、シチューにはフランスパンも附いて来るのだが、コースにはさらに筍ごはんも出て来て、春の香りであった。

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それからまた、三条通を散策して蹴上まで歩く途中、疏水の発電所がライトアップされているのが目に入った。

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控えめな明かりの中で、古い煉瓦の建物が良い感じである。

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2006.12.05

師走の風情

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もう師走である。今年はあんまり紅葉を楽しむ余裕はなかった。
それでも12月の京都の風情は、わし、一年で一番好きである。
南座に「まねき」が掲げられるとわくわくする。
顔見世は、はるか昔に一度見ただけなんやけどね。

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今宵は、旧友3人と三条京阪で待ち合わせて、「寒い寒い」と肩をすぼませながら、近くの居酒屋へ駆け込み忘年会のようなものをやった。

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別に町家づくりでもない、普通の店なんやけど、「生麩のサラダ」などというものが当たり前に置いてあるのであった。
ここでしこたま飲み食いし、さらにもっとディープなお店にいったんだけど、酔っ払っていて写真も何もないのである(笑)

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2006.11.01

「祇園をどり」始まる

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10月31日の夜、バスを乗り継いで祇園に降り立ったら、「祗園をどり」の提灯が飾られていた。

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京都の花街の芸の発表会は春に行われるものが多いが、祇園東だけは秋、11月1日から10日まで行われる。
場所は普段、映画館である「祗園会館」。かつては祇園東の歌舞練場だったそうだ。

公演は毎日、午後1時からと3時半からの二部制だそうだが、芸妓さん舞妓さんが舞台であでやかに踊る雰囲気は、夜のものだろう。わしはまだどの花街の舞台も見たことないんやけど、本だの写真だのの記憶が蓄積して、なんだか見たような錯覚に陥って、「ああ、またこの季節か」などと呟いている(苦笑)

ちなみに、他の花街の芸の舞台は
祗園甲部」が4月1日から30日まで「都をどり」を祇園甲部歌舞練場で。
先斗町」が5月1日から24日まで「鴨川をどり」を先斗町歌舞練場で。
宮川町」が4月8日から22日まで「京おどり」を宮川町歌舞練場で。
上七軒」が4月15日から25日まで「「北野をどり」を上七軒の歌舞練場で。

宮川町の京おどりだけが、「をどり」でなく「おどり」と書く。なぜだか知らないけど。

それにしても、この写真だけだと祇園会館、いかにも花街の歌舞練場という風格だけれど、実はこの華やかな入り口の横には、無粋な清涼飲料自動販売機が壁のごとく並んで、雰囲気をぶち壊しているのである(涙)
なんとかなりまへんか・・・

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2006.10.17

久しぶりにゆっくり飲んだ

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友人からしばらくぶりに「飲まへんか?」とメールが来たので、日曜の夜に出かけた。

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洛中で飲むのは随分久しぶりである。高瀬川に沿って、御池通をあがった上木屋町に赴き、路地の奥深くに入り口のある「左近太郎」という創作料理屋に上がった。

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昔は料理旅館だったという落ち着いた建物はまったく和の雰囲気であるが、料理は和洋折衷のモダンな感覚が溢れている。鯛の松皮造りにトマトベースのソースを掛けたカルパッチョ風のもの。友人は「わさび醤油で食いてえ」と呟いたが、わしには香草の載ったこれも美味しかった。

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素材にシチュー様のモノを掛ける料理手法を「ブランケット」というそうだが、鴨ロールにホワイトシチューを掛けたのがこれ。シチューに合うフランスパンもちょっぴり添えてある。腹の減っていたわしらは健啖にたいらげ、ビールが進む。


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子牛肉とフォアグラのソテーは全く洋風だったかな。これもソースが美味しかった。

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ビールに飽きて、日本酒を頼んだ。「お銚子ですか?枡ですか?」と訊くので、枡の方を頼むと、枡にグラスを立てて、なみなみと壜から注いでくれた。隣席の若い女の子たちが目を輝かせて「それ、いいなあ!」と言うてくれた(^^)

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松茸御飯がコースの締めだったのだが、飲み足りないわしらは、もち豚の味噌焼きと、漬物の盛り合わせを注文。漬物はいかにも「KYOTO風」に美しく盛られていた。

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雰囲気と味には満足したが、やっぱ量が(苦笑)・・・のわしらは、このあと、お気に入りのペールエールを飲ませてくれる暗い小さな店にもぐりこんだ。のだが・・・未だにこの店の名前、覚えてないのである(苦笑)

とりあえず元気で、美味しいものを食べられ、酒が飲めることの幸せを、友人とじっくり味わった夜。

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