2008.02.25

雪の平等院

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雪の降りしきる中、2月23、24と大学時代の友人たちと、毎年恒例一泊の旅行と言うか、飲み会。
今年は宇治でやったので、わしは23日夕方から参加。
そして翌朝、朝飯を済ませて歩いて平等院を参詣しました。

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なにしろ、中学のときに修学旅行で訪れて以来です。
門にも何の見覚えもありません。

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つい最近まで、修復を続けていた平等院。鳳凰堂前の池が、小石を敷いた州浜となっているのも創建当初の復元だそうで、景観はずいぶん変わったとか。

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硬貨に刻まれたように鳳凰堂を観ようと、みんなあちこち角度を変えるのですが、なかなか同じアングルで写真を撮るのは難しい。
堂内の阿弥陀如来は、阿字池越しに、お顔だけ望めるように窓が開いているのだけれど、降りしきる雪でほとんど見えません。

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屋根の上の鳳凰一対は、青銅の色が新しいレプリカです。
本物は、この横に新しく作られたミュージアム「鳳翔館」にありました。
で、このミュージアムがとても充実していて、わしの大好きな「雲中供養菩薩」が半分くらい、こっちに展示されており、可愛いほとけたちを間近に見れて嬉しかった。
ミュージアムショップに雲中供養菩薩写真集があったので迷わず買いました。

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1053年に建てられ、長い歳月、兵火をも潜り抜けてきた鳳凰堂は、でも、華麗で軽快なデザイン。極彩色に輝いていた頃はさぞかし、天に飛び立つようだったでしょう。


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2007.10.11

修理中・八坂神社西楼門

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10月7日、夕暮れに、旧友と三条京阪で待ち合わせていたので、バスに乗って祇園を通った。
まだ、八坂さんの西楼門は修理中。でもこの秋に竣工の予定と書いてある。
この赤い門がしゃんと見えないと、どうも祇園の景色が締まらない。
それにしても、祇園から渋滞でバスが動かなくなり、四条京阪に着くまでに20分もかかったのは計算外。

この日の京都は、連休最中のせいか、ものすごい人出に思えた。
用事で午後3時ごろ、岡崎を車で通過しようとしたのだが、身動き取れなくなってかなり迂回を強いられた。
そして夜は、友人ふたりと木屋町の焼き鳥屋、寺町のバー、などで飲んだのだが、「今日はどんな隅っこ行っても東京弁が聞こえるなあ」と驚いたものである。

紅葉のころには、西楼門、艶やかな姿を見せるのだろうか?

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2007.02.10

山科の毘沙門堂

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山科盆地の北辺を走る琵琶湖疏水は桜の名所でもあります。そこからさらに北へ登ると、枝垂桜で知られる毘沙門堂がひっそりとあり、今はその枝垂桜の横で、一本の白梅が香気高く咲いています。

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JR山科駅から、ほぼ真北へ住宅街を抜け、坂道を登り、疏水を越えてさらに一キロくらいでしょうか。
木立に囲まれ、仁王門に向かう急な石段がそそり立ってます。

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途中に、ヤマモモの古木がねじれてそびえたち、仁王門を守護するかのように枝を張ってます。

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門も本堂も寛文年間の建立で、日光東照宮に通じる極彩色の装飾・・・だそうですが、今は色褪せてそれほど派手でなく、静かな山科の山際にたたずむ古刹です。

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護法山出雲寺、というのが正式な名前だそうですが、ご本尊が毘沙門天なので、毘沙門堂と呼ばれるとのこと。
枝垂桜や梅は、本堂でなくて、宸殿(寝殿なのかな?)という建物の前にあり、そのさらに前に勅使門というのがありまして、この門から枝垂桜を撮るのが写真の定番のようです。

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本堂をよく見ると、確かに彫刻や色の装飾はかつての華やかさを偲ばせますな。
ちなみに、本堂で毘沙門天を拝むのは無料ですが、庭園や本堂の後ろに続く霊殿の「動く襖絵」とやらを見るには500円の拝観料が必要。どうしようか迷いましたが、わし一人で拝観するのにお寺の方を煩わせるのは申し訳なく、桜の季節にでもまた・・・と今回はパス(苦笑)

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境内案内図ですが、赤線で印したところに樹齢百数十年の大きな枝垂桜があり、春が待たれます。

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ちなみに、この日2月7日、山科の琵琶湖疏水はほとんど水を抜いて工事中。コンクリートの水路が日に曝されていました。

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2007.01.23

冬の知恩院

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智積院に詣でた日、実はその足で引き続き、知恩院も参詣していたのだが、どうも疲れが溜まっていてblog更新も出来ぬまま日が過ぎた。

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知恩院は浄土宗の総本山で、華頂山知恩教院大谷寺が正式名だそうだ。
その「華頂山」の額を掲げた巨大な三門がなんと言うても圧倒的である。高さ24メートル、幅50メートルもあり、世界最大級の木造建築のひとつ。
京都の風景としては強く印象に残るもので、わしも小説「残光」の冒頭で使わせてもろとります。

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今は、夜になると門のまえにある柵が閉められてしまうんやけど、わしが京都に来た頃は、夜でも開放されていて、この巨大な柱にもたれ、月光を仰ぎながら女友達と話し込んだこともあったのだった。

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この日、初めて有料の方丈庭園を拝観した。
ちょっと驚いたのは、埋蔵文化財の調査をしているさなかで、池の一つが水を抜かれていたこと。池中の島をなす大岩が、御覧のように水上の苔、水中の地肌とくっきりわかるように曝されていた。

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そして、今まで知らなかった、「山亭」という高みにある建物にまで登らせていただいたのだが、その庭からは思いもかけず京都市街の眺望が楽しめたのである。
まだまだ、わしの知らぬ京都は限りなくあるのだ。

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2006.11.18

金戒光明寺=黒谷さんの三門

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日頃は登らせてもらえない、三門の楼上を見せてもらえるというので、左京区の金戒光明寺、通称黒谷さんへ行ってみた。

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特別拝観というので団体さんも来ていたが、いつもよりはかなり人が多い、というくらいか。

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行列があるほどでもなく、楼門の足元に紅白の幕が張ってあるので、ああここが入り口なんだなとわかる。

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何しろ幕末に会津藩本陣となったここは、幕府方の軍事拠点。楼門はその見張り台となったわけで、やたらといかめしいのである。

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お寺の入り口にある門の付近がもっと城塞っぽくて、石垣などの勾配はお城そのもの。ただしそんなに高くはありません。

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楼の上から見た景色は素晴らしいものだった。
が、写真撮影は一切禁止!
建物の中はともかく、外の景色くらいええやんかと思うが、それを許すときりがないのだろうな・・・
西には御所、南には都ホテルや八坂神社、八坂の塔、南西方向に視界が開けて、平安神宮の鳥居も京都会館も目の下。
黒谷さん、というてもここは谷ではなくて小高い丘である。
じゃあ、なんで黒谷なのかというと、念仏道場としてこのお寺を開いた法然が修行した、比叡山の地名に由来するのだという。

楼内には釈迦三尊像、十六羅漢像がおわしましたほか、天井には墨絵の巨大な龍がおった。なかなかの迫力だが、震えがくるようなほどではない。達者な絵ではあったけれど。
上り下りする梯子のような階段と、楼の上に到着する直前の狭い回廊がとても印象的。物凄い急勾配で、普段の生活では味わえないドキドキ感を満喫できます(^^;)

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2006.10.28

「ねじりまんぽ」という奇妙な空間

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左京区の南禅寺や都ホテルの近く、「蹴上」というなんやら物騒な地名の場所に、この「ねじりまんぽ」という奇妙な物件がある。
琵琶湖疏水の「インクライン」は、春には桜の名所であるが、この「ねじりまんぽ」はその傾斜軌道の下をくぐるトンネルなのである。

「ねじりまんぽ」とは、煉瓦をねじって積んで作る、アーチ構造のことで、この場合、インクラインと下をくぐるトンネルが直角に交わっていないため、下から少しずつ斜めにずらして煉瓦を積んで行き、トンネル最上部でインクラインと煉瓦が直交するようにして上からの重さを支える工法らしい。

で、国内に現存が確認されているねじりまんぽは25箇所くらいあるらしいのだが、この琵琶湖疏水インクライン下に設けられた一か所以外は、すべて鉄道関係の構造物だそうだ。

単なるトンネルと思って、昔は気にも留めずに通っていたのだが、この「ねじりまんぽ」という名前を案内板で見つけてから、「へえ~」と思った。とりわけ、夜に覗くと不思議な感覚に陥る。
ここを抜けたら、時空を超えたりして・・・などと想像してしまうのは、大昔「タイムトンネル」というテレビのSF番組を見ていた名残かな(笑)。

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2006.09.15

初秋・雨の京都駅

帰省などの夏休み行事に追われ、小説書きにも(主観的には)励んでいて、しばらく京都の文物景色を見ることがありませんでした。
13日、決意して出かけた京都らしい場所は・・・京都駅。

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雨に霞む京都タワー

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ひとっこひとりいない空中経路

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北山も東山すらもおぼろ

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いつも誰かが座っている大階段も、雨に濡れているだけ


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涼やかになった構内、でも活気は途絶えていません。

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2006.06.06

京都駅大階段の熱気

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日曜日、家族と伊勢丹デパートに行き、ちょっと大階段のほうへ散歩に出たら、そこは常にない熱気が溢れておりました。

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高校のブラスバンドの大会?が行われていたらしく、室町小路広場をステージにして、吹き上がる金管楽器の響きが、駅構内を駆け巡ります。

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大階段はこういう風に、観客席として使われることがしばしば。青空も見えて気分の良いイベント場所なんですが、階段は固いからお尻が痛いかな。雨が降るとあかんしね(笑)
でも、こういう活気のある駅の風景はとても好きです。

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ステージとなる室町小路広場は、こんな感じで頭上はるかに天井があり、その高さがなんだか崇高。祝祭空間としてふさわしいなあと思うのです。

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