伏見稲荷大社・達成のかぎ

さて、もう少し伏見稲荷さんと、「達成のかぎ」について、補足。
この写真は、数年前の夏に訪ねた時のものです。
全国に3万もあるらしい、稲荷神社の総本社が、この「伏見稲荷大社」。

楼門や拝殿、本殿などが並ぶところも荘厳ですが、圧巻はやはり、稲荷山をめぐる参道に立ち並んだ「千本鳥居」でしょう。どこまでも続く赤い鳥居の中の道は、まったくもう、不思議な雰囲気です。
そしてこの稲荷山には、下社・中社・上社と鎮座し、そのそれぞれにたくさんの神様が祭られているほか、命婦社、荷田社、大八嶋社、などなどが、鳥居のトンネルにつながっています。全部を回るのはとても大変ですが、途中には休憩所もいくつもあって、美味しい稲荷寿司やうどんが食べられますよ。

稲荷山の上、見晴らしのいいところからは、京都南部の眺望も楽しめます。
付属していた説明文によれば、これは「稲をはじめとする多くの宝物を納める倉庫の鍵を象っております」とのこと。
「稲荷」という言葉は、古くは「稲生」「稲成」とも書かれ、稲の豊作を何より願ってきた日本列島の住民の切実な思いがこもっています。そしてこの鍵は、運を良い方へ導き、願い事達成の得となるそうです。

うちは、京阪で行ってきましたが、JRの駅もあります。こっちには駅舎があって、やはり神社の一部分のような造りです。

その近くには、ランプ小屋という煉瓦作りの小さな建物があって、現存する旧国鉄の建物としては最古だとか。
かつては祇園社と稲荷大社が、平安京の二大神社として、五条通りを境に北が祇園、南が稲荷の氏子圏だった時代もあるそうです。
創祀から1298年の歴史を誇る伏見稲荷さん、重なり合った鳥居のように、見どころも歴史も楽しみところも、奥深いです。
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