2009.01.14

伏見稲荷大社・達成のかぎ

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さて、もう少し伏見稲荷さんと、「達成のかぎ」について、補足。
この写真は、数年前の夏に訪ねた時のものです。
全国に3万もあるらしい、稲荷神社の総本社が、この「伏見稲荷大社」。

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楼門や拝殿、本殿などが並ぶところも荘厳ですが、圧巻はやはり、稲荷山をめぐる参道に立ち並んだ「千本鳥居」でしょう。どこまでも続く赤い鳥居の中の道は、まったくもう、不思議な雰囲気です。

そしてこの稲荷山には、下社・中社・上社と鎮座し、そのそれぞれにたくさんの神様が祭られているほか、命婦社、荷田社、大八嶋社、などなどが、鳥居のトンネルにつながっています。全部を回るのはとても大変ですが、途中には休憩所もいくつもあって、美味しい稲荷寿司やうどんが食べられますよ。

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稲荷山の上、見晴らしのいいところからは、京都南部の眺望も楽しめます。

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そして、楼門前のお狐が咥えてはった、「鍵」。

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それを象った「達成のかぎ」というものをさずかってきました。

付属していた説明文によれば、これは「稲をはじめとする多くの宝物を納める倉庫の鍵を象っております」とのこと。
「稲荷」という言葉は、古くは「稲生」「稲成」とも書かれ、稲の豊作を何より願ってきた日本列島の住民の切実な思いがこもっています。そしてこの鍵は、運を良い方へ導き、願い事達成の得となるそうです。

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うちは、京阪で行ってきましたが、JRの駅もあります。こっちには駅舎があって、やはり神社の一部分のような造りです。

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その近くには、ランプ小屋という煉瓦作りの小さな建物があって、現存する旧国鉄の建物としては最古だとか。

かつては祇園社と稲荷大社が、平安京の二大神社として、五条通りを境に北が祇園、南が稲荷の氏子圏だった時代もあるそうです。
創祀から1298年の歴史を誇る伏見稲荷さん、重なり合った鳥居のように、見どころも歴史も楽しみところも、奥深いです。

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2009.01.07

2009初詣に、伏見稲荷へ

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ずいぶん、更新しないまま過ぎてきましたが、なんとか元気にやっております。

遅れましたが、あけましておめでとうございます。

年末年始は、郷里の長野県飯田市で過ごしておりました。
天気もよく、家族みんなで穏やかなお正月を迎えることができました。

さて、京都に戻ってきて、まず初詣と思い立ち、でかけたのが伏見稲荷さん。
5日に行ってまいりました。
トップの写真はその総門です。

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もう平日だからとタカをくくって行ったのが大きな間違いで、神社の駐車場は勿論、近辺の駐車場も満杯のありさま。仕方なく東福寺あたりまで戻って100円パーキングへ車を置き、京阪電車で行きました。
伏見稲荷駅からして、ご覧のようにお稲荷さんの境内のような作りになっております。

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京阪とJRと、二つの伏見稲荷駅から、続々と参詣人が押しかけ、ご覧のにぎわい。さすがは日本のお稲荷さんの総元締めですな。

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とは言うても、この門前、わしは日ごろ、用事でわりと通っているんですが、普段はほんまに、ひっそりしたものなんですよ。

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さて、トップに掲げた写真の総門前には、青銅の大きなお狐さんが、狛犬然としていますが、その向かって左のお狐さん、口に「鍵」を咥えてはるんですな。
お参りして、おみくじを引き、破魔矢をいただいてきたのですが、その授与所に、「達成の鍵」というものもあったので、これもいただいてきました。また別稿で紹介しましょう。

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茶店で稲荷寿司ときつねうどんを食べましたが、さすがに美味しかった。
その並びには、神具を売るお店が並んでいて、その品揃えはとても賑やかで、見ていても楽しいです。

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やはり、キツネ関係のモノがずらりと並んでおりますね。

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お土産には、キツネ面のせんべい。これもいろんな種類がありました。

わしとしては、もうひとつの名物である「スズメ焼き」をほおばって、一杯やりたいところでしたが、何しろ車で行ったもので。
それに、スズメを売っている店はそんなになく、あっても「国内産」をえらく看板で強調していたところを見ると、鳥インフルエンザの恐怖も影響しているんでしょうな。
スズメよりはウズラを焼いている店のほうが多かったように思いました。

今まで、伏見稲荷さんに初詣に行ったことはなかったんですが、なにしろこの不景気。
景気回復、商売繁盛を祈願してまいりました。
明るい年となりますように。

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2007.11.21

鴨川散策 その4 団栗橋から四条大橋

まだ11月7日の鴨川散策の記事の続きですが、もうしばらくお付き合いのほどを。

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松原橋の次に見えてくるのは、団栗橋。
これも小さな橋ですが、流れには直角に架かっています。

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このあたり、水深が結構あって、魚も多い様子。
ここには、アオサギでなく白い鷺が居ました。形と大きさからすると、よく見かけるコサギでなく、チュウサギかな?それともアマサギ?

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いかにも魚が好みそうな凸凹したコンクリートの護岸に、釣り人が腰を据えていました。こちらもいかにも常連と言う雰囲気。

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団栗橋の辺りは、投網で魚を捕ってお客に供するのを売り物にしている料理屋さんもあると、かつて聞いたのですが今はどうなんやろな。

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よく整備された散歩道を行くうち、四条大橋が見えてきます。

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橋の南西のたもとにそびえるのは、中華料理店「東華菜館」。
大正15年に、ヴォーリズ建築事務所が設計して建てた、スパニッシュ様式の建物だそうで、入り口の前を通ると、いつもタコだの巻貝だのの彫刻がいっぱい貼りついている玄関に見入ってしまいます。

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そういえばわし、四条大橋はもう、しばらく渡ったことがないと気づきました。
この橋自体は、三条や五条のに比べると、そんなに個性がないような・・・

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ここの橋の下には、鴨が住み着いているようで。棲家っぽい雰囲気があります。

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さらに、橋の下の真ん中辺り、何か不思議なオブジェのようなものが・・・


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鴨川散策 その3 五条大橋から松原橋

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さて五条大橋のかみから、対岸を見ると、「料理旅館・鶴橋」の古雅な建物。
木造三階、総檜作りの堂々たる風格で圧倒されます。

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そしてこの日は、その手前の流れに、ユリカモメの一群が居ました。冬の風物詩として親しまれる彼ら。家に帰って新聞を見ると、やはりこの日に琵琶湖でも確認されたらしく、飛来したばかりのようでした。

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さらにかみへ上っていくと、見えてきたのは松原橋。豊臣秀吉が五条通を押し下げる前は、ここが五条大橋だったと聞いたことがあります。

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小ぶりで素朴な感じの橋の街灯の天辺に、カラスがのんびり留まって日を浴びてました。

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この橋も、正面橋のように、流れに直角でなく、斜めに掛かっております。

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松原橋のかみの対岸には、また、趣のある建物。
これも、もとは老舗料理旅館で、改装し「ザ・リバー オリエンタル」というレストランとして繁盛していたのですが、耐震性に不安があるということで、先ごろ、閉店になってしまったそうです。一度行っておきたかったな。

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ここいらには、なにやら一面に小さな花が咲いて、川原を埋め尽くしておりました。

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近寄って目を凝らすと、なかなか繊細で可憐な花でした。なんていう名前やろ。

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2007.11.15

狩野永徳展、そして清水寺

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11月14日、気合を入れて、開館前に京都国立博物館へ出かけ、「特別展・狩野永徳」を観てきました。
9時10分ごろに着いたら、もう100メートルぐらいは行列していましたが、30分ほど経って入場させてもらえました。

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薄暗い館内は、絵の前に人が貼り付いて、ちっとも進まないので、人気のある絵のほとんどは、人の頭越しに観るという結果に(涙)。

それでも、永徳という人は、細密な画風から、豪放な描法まで、天才的に駆使した人だったのね。というくらいは頭に入りました。

でも、なんちゅうても、力強い松とか岩とか、唐獅子の巨大な絵がかっこええわ。あんだけ、パワーで圧倒される絵画が日本画にあるのは、嬉しい。

で、混雑の中で、要領よく見ようと複雑な動き方をしたもんやから、あちこちで人にぶつかり、「すんまへん」と謝ることを繰り返し、ふらふらになって、会場を出ました。

ここに来たからには、常設展も見ないともったいない。
なにせ収蔵品が多いので、部分的にしか常設してないため、観るたび新しいものがある。
仏像、刀剣のコレクションを堪能しました。
十一面観音さんは、フィギュアスケートのキムヨナちゃんみたいに凛々しく清艶なお顔をしてはった・・・

足を棒にして、博物館を出ると12時。休日で家に居る嫁はんに電話して「お昼どないしよ?」と聞くと、「たまにはひとりで豪華にランチ食べて、ゆっくりしてきよし」とのありがたいひとこと。まあ、嫁はんもたまには家で羽を伸ばしたいんやろな。

というわけで、歩いて五条通まで行って、とある店で昼食。その勢いで、久しぶりに清水寺へ参詣。
明日から夜間特別拝観やけど、紅葉がどんなんか見たろ・・・

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勢いというのは恐ろしいもので、まだ「子安の塔」までは行ったことがないことに気づいて、境内全部見てしまいました。
紅葉は、まだほんの少しでした。

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2007.11.13

鴨川散策 その2 正面橋から五条大橋

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七条大橋から北へ歩くと、すぐに見えるのが正面橋。
この橋に関連し、以前、正面通についても記事を載せたことがあります。
http://ryu3.cocolog-nifty.com/dragontail/2005/06/post_1727.html
この橋は、川の流れに対して直角になっていない、妙に傾いた角度で架けられています。なんでやろな?

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さて相変わらず、水面ばっかり見て歩いていると、正面橋手前の水中に、ハエジャコと異なる、ちょっと大型の魚影を発見。雑魚の群れめがけて、獰猛俊敏に突進するこやつは、紛れもなくブラックバスではありませんか。
そんなに数は居ないようですが、やはり鴨川にも侵略してますな。

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正面橋をくぐると、鷺と鴨が一緒に群れている珍しい風景。これは岸からパン屑を投げてやっている人が居て、そこに群がっていたのでした。魚を狙う鷺と、基本的に植物食の鴨ですが、どっちもパンは食べるのですねえ。

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よく整備された散歩道と、雑草生え放題の川原・・・のんびり歩いていても、汗ばむほどの陽気。
やがて見えてきたのは五条大橋。

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この橋の下の流れの段差でも、アオサギが餌を摂っていました。

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国道一号線が走っている橋なので、その幅は巨大。おそらく鴨川最大。
ということはとても良い雨除けの屋根になるわけですな。

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欄干や擬宝珠などは、京都の橋、弁慶と義経の出会いの場、などを意識したつくりになっているけれど、日夜車の行き来が絶えない現代的な橋であります。

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2007.11.09

鴨川散策 その1 七条大橋付近

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下の記事で述べたような事情で、11月7日、鴨川を散策しました。
出発は七条大橋。柳の樹に穏やかな日差しの照る、散歩には格好の日和。

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堤を降りて川のほとりに来て見ると、流れは結構豊かで、川原の植物もよく茂り、そして鳥たちが思いもかけず伸びやかに生息していました。
このアオサギ、見つけたときはまさに獲物の魚を飲み込んだところでした。

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そのあとも、流れの真ん中に行って、妙な角度で首を傾げていたのは、やはり魚を狙っていたのでしょう。

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水中を透かしてみれば、驚くほどたくさんの魚影。

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水面にも跳ねていたこいつらは、オイカワやカワムツなどのいわゆる「ハエジャコ」の類でしょう。
生き物を見るのが好きなわしは、もうひたすら水面を見ながら、鴨川左岸を遡って行ったのです。

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2007.11.08

狩野永徳を観るはずが

ようやく時間が出来たので、7日の昼ごろ、京都国立博物館でやってる、「特別展・狩野永徳」を観ようと、東山七条へ勇んで出かけたのである・・・が!

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こんな平日、どんなに混んでいてもたいしたことはなかろうとたかをくくっていた。博物館前に着いても別に行列はなかったので安心した。
それが大間違い。
受付で「2時間待ちです」といわれて仰天。
なにしろ、ここは敷地が広大なので、とにかく入場は出来るが、どうやら建物の前で並んで待たねばならないらしい。
3時には用事があったので、鑑賞は断念せざるを得なかった。

空いた時間どないしようと途方にくれたが、すぐに「歩こう」と思いついた。
ブログ仲間のyumeさんがこの間、鴨川沿いに長い散策をされていたのが印象に残っていたのである。
健脚のyumeさんには及びも付かないが、天気もいいことだしと、七条大橋を出発した。

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結果的にとても気持ちの良いときを過ごす事ができて、災い転じて福の思いである。
鴨川散歩の写真と感想は、これから、数回に分けて載せよう。

それにしても、各種イベント、展覧会などの混雑振りは、以前とは比べ物にならないのだなあ・・・

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2007.11.02

百万遍・秋の古本まつり

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左京区は百万遍・知恩寺で開かれている「秋の古本まつり」に、ずいぶん久しぶりに足を運んだ。


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どうやら、今回が31回目になるらしい。境内には、京都古書研究会加盟店が、18軒、露店を出していて、古本で埋め尽くされている。

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鐘楼はチャリティーオークション会場、阿弥陀堂は入札コーナーとやらで、目玉商品が並んでいるようだ。

なにしろ、古本市なので、音楽も子どもの歓声もなく、本を探す人々が黙々と露天をめぐっているだけの静かな雰囲気である。食べ物や飲み物の屋台も少しはあれば良いのに・・・
でも、結構若い人々が多い気がした。制服の高校生が意外と目に付いた。ひょっとして修学旅行生なのかな?

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会場の外に、古本まつりの幟が立ち並んでいるのも、わしには結構見慣れた感じである。あまりこの古本まつりで買ったことはないけれど、なじんだ秋の風物詩ではあった。

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会期は11月4日まで。開場時間は午前10時から午後5時までだそうだ。

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2007.09.21

京都観光でもご注意を

彼岸の入りも過ぎたのにまだ京都は暑いです。
さて、涼しくなって行き、木々の葉も色づいてくれば京都はさらに賑わってゆくでしょう。

京都の観光については、様々な情報が溢れていますが、
マイナスの面、注意しなければならぬこと、の情報はなかなか表に出てこないと思います。

わしがこのところ、京都で気になっていることをひとつ。
「ひったくり」が増えているような気がするのです。

携帯メールで、京都府警からの「ひったくり情報」が毎日のように入ってくるのですが、「ひったくり」はかつては深夜とか寂しい場所とかが主な舞台でした。
それがこのところ、場所も時間も選ばなくなってきた印象です。

四条だの烏丸だののにぎやかな場所、そして人目の多い時間帯にも起きています。

昨日20日には、午前10時に今熊野小学校南側で、高齢女性が
          午後6時半ごろに市役所付近で仕事帰りの女性が連続で被害に遭っているそうです。

被害者は女性が圧倒的ですが、男性でもやられています。複数で飲み歩いているサラリーマン、家族連れの観光客も被害に遭ってます。

せっかくの京都観光で、ひどい思い出を持ち帰らないように、
どうか十分に気をつけてください。

☆歩道は車道の反対側を歩くこと。
☆肩にかけるバッグはたすきがけに。ハンドバッグには貴重品を入れない。
☆歩道を走ってくる自転車・バイクに警戒すること。

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