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2010.08.26

火炎茸=カエンタケ

Kaentake

七月の終わりに、恒例の朽木キャンプに行き、息子が自由研究で「キノコ」をやりたいというので、森の中のキノコを端から写真に撮って行ったのだが、
割と最初の方で、腐朽した切り株の根っこに、妙なキノコを発見。
すると、かねてからキノコ図鑑を熱心に読んでいた息子が、即座に
「カエンタケだ!」と興奮したのである。

なんだそりゃ?と、写真を撮り、観察しつつ、持参した「Gakken増補改訂フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ」を見ると、ものすごい毒キノコなのであった。
以下、その図鑑より引用。

「中毒症状 食後30分程で悪寒、腹痛、頭痛、手足の痺れ、嘔吐、下痢、喉の渇きなど、胃腸系から神経系の症状が現れる。その後に腎不全、肝不全、呼吸器不全、循環器不全、脳障害など全身に症状があらわれて死に至る。顔面脱皮や粘膜びらん、脱毛など、表面に出てくる症状が特徴的。毒成分の皮膚刺激性が高いので、汁を皮膚につけてはいけない。」

ぎょえー!なんたるホラーな毒キノコ・・・

え、さっき、爪先で触っちゃったけど・・・

でもまあ、なんともなく戻ってきた。
そして8月22日、京都市青少年科学センターの「夏休み自由研究相談コーナー」に写真を持っていき、鑑定してもらうと
「ああ、カエンタケですね」
と太鼓判。
相談員のおじさんによると
「昔は、ほんまに秘境のまぼろしの毒キノコやったんやけど、最近人里でも見つけられるようになって、伏見の稲荷山でも生えてますよ」とのことであった。そして・・・
「中毒するとそらもう、えげつないことになって、顔面から頭にかけてずるむけ。のたうちまわってあの世行き。普通の毒キノコは、ちょっとかじったくらいなら吐き出せばなんともないんやけど、こいつだけは、触ってもあかん。それだけで頭の毛が抜ける!」

うちらが撮った写真は、生えたばかりの若い芽だそうで、あまり色は鮮やかでないのですが、伸びるといかにも毒々しい真っ赤な棒状になります。
広葉樹林に生えます。山歩き、ハイキングの時など、みなさん、気をつけましょう。

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