ソラノネでかまど体験
新聞の「週末の遊び所紹介」、みたいな記事で見つけたのが
「かまど体験」のできる「ソラノネ」というお店であった。
滋賀県高島市安曇川町泰山寺というところにある。
高島市といえば、我が家では毎夏、朽木のバンガローに泊まりに行く。
その近所かと、予約電話を入れてみると
10月13日はちょうど、おはぎ作りの名人を招いて、かまどでご飯や小豆を炊いて、「おはぎ作り体験」をするという。
親子三人、それに予約し、さて13日は日本晴れの空の下、山科を出発。

「ソラノネ」HPの道案内をプリントアウトして持参。
国道161号から、JR湖西線安曇川駅の方へ曲り、
プリントアウトした道案内通りに車を走らせると、えらい山の中へ突入。
鬱蒼とした森の中の道で
「ほんまにこんなとこか~?」
と不安になる頃、空が開けて、あたりは広々とした畑。
「ソラノネ食堂」と看板のある建物も、その向かいにいくつも築かれているかまども新しい。
働いている人々も若い。
わしら一家がその日の「おはぎ作り体験」の一番乗りだったが、やがて数家族、カップルなども集まってきた。
そして、和やかにおはぎ作りは始まった。

初めての開催ということで、結構手探りの行事だったが、
スタッフも集まった人々もみんな笑顔で、すがすがしかった。
おはぎ作りの先生は、地元で美味しいお米を作っておられるご婦人。
参加者には、わしの息子を含め、子供たちも数人いて、かまどに火を点けたり、薪を割ったり、黄粉を作る大豆を枡で測ったり、水を汲んだり、なんでも体験させてもらってはしゃいでいた。みんな、生まれて初めてやったのだろうなあ・・・
予定よりかなり時間はかかったが、焼き芋を食べたり、楽しい経験にワイワイ過ごすうち、おはぎは出来上がり、青空の下でみんなで食事。

これが、威力を発揮したかまどの骨組で、戦後に考案された「愛農かまど」というそうだ。
煉瓦で形作ったこの上に、セメントや漆喰?などで覆っているようである。少ない薪で効率よく調理できるし、弱火などの調整も可能。おまけにピザも焼ける優れモノ。

周りは空が広く、とても気持ちがよかった。畑の隅にはコスモスも満開。

それにしても、みんなで作ったおはぎは、美味しかった。
わしと同じ、京都から来たご家族や、大阪から来たカップル、大津から自転車で3時間かけてきたという高校の先生など、和やかに会話できたのも楽しかった。
われわれ「おはぎ作り」組のほかにも、かまど体験に来た人、イモ掘りにやってきた人、食堂へ食事に来た人など、この日はにぎわっていた。神戸や八王子ナンバーの車などもあって、ずいぶん遠くからも来られているようであった。
ソラノネ食堂では、地元産の食材で、野菜カレーや鹿肉カツサンドなども食べられる。実に美味しそうな匂いがしていた。
帰りに、ブルーベリージャムなどをお土産に買ったけど、これも純な味。
朝食のパンにそれを塗りながら
「また行こうな!」と、嫁さん、息子と今朝も話したのである。
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