蹴上浄水場のツツジ

今年、5月1日から4日まで、無料で公開されている、蹴上浄水場に、2日に行ってきました。

ここはもう、とにかく、ツツジ=躑躅の名所。
永年、三条通を通りすがりに、この花々を見てきたのですが、今回、思い立って場内に初めての突入!です。

というても、無料で万人に門戸は開かれており、今までわしが不精をしておっただけなのですが(笑)

1912年(明治45)に完成し、琵琶湖疏水で引いてきた水を濾過して京都の市民に供給し続けているこの施設。まさに市民の命の源です。そこは晩春、花の園となります。

場内はかなり広大で、これは濾過池の風景。斜面をめいっぱい利用して、沈殿、濾過を繰り返した水を、高地に汲み上げ、配水するシステムです。

一番東の端になるこの斜面が、一番たくさんのツツジで見事なんですが、どう写真を撮ったら良いのやら・・・

その斜面をさらに上に登ると、こんどは京都市内を見下ろす景観に眼を奪われます。

中世ヨーロッパの城塞のような配水池の向こうに、金戒光明寺の伽藍。古刹と近代建築のバランスが、京都らしさをかもし出します。

この黄色いのは、レンゲツツジというそうで、頂上近くの展望休憩所のあたりに、特別に植えられていましたが、本来は自生種だそうです。

では、場内を圧倒しているこの花はと言うと、オオムラサキツツジといい、交配によってつくられた品種で、公害に最も強いため、広く植えられているとのことです。初めて知ったわ・・・

さて、先ほども写っていたこの城塞のような建物は、「第一高区配水池」で、明治45年に建てられたそのままに今も飲み水を蓄え、市内に水を送ってくれているのです。

そして眼下には、南禅寺の伽藍も見下ろすことが出来ました。
年に一度、ここに訪れてみるのは、お勧めです。
かつてはここに、旅館もあって、与謝野鉄寛、晶子も泊まったとのこと。その歌碑も花に隠れてひっそりとありましたよ。
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