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2007.08.21

矢高神社の祭礼

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8月18日は、わしの郷里の氏神様、矢高神社の祭礼であった。
一家で神社まで出かけ、打ち上げられる花火の真下で、まつりに酔った。

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わしも子供のころは「気負い」といって、まつり半纏をまとい、灯篭を掲げて練り歩いたのである。

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普段、ひと気のない神社の境内も露店に賑わい、頭上には地元のひとびとの寄付で打ち上げられる花火が、2時間あまりも炸裂し続ける。

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集落ごとに神輿を担いで、気勢を上げ、生命力をほとばしらせ、一夜の神と人の交歓だ。

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まつりのクライマックスは、神社本殿前で火花を噴き上げる「大三国」である。

この花火、直立した芯木に取り付けられたものなのだが、神の寄り代たるこれから本殿奥まで、往復する縄が張ってあり、まず「大三国」から本殿めがけて縄を伝ってロケットのように火が走り、戻ってきた火で着火されて火花が噴き出すのだ。
知らずに本殿に詣でようとしたわしらは、目の前を突っ走る着火の火に仰天。

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噴き出す火の粉を浴びながら、若衆も若くない男衆も、幣束(へいそく)と呼ぶ御幣を束ねた棒を掲げて走る。
大三国の火花が尽きても、幣束を燃やしながら突っ走り、最後はそれが地面に落ちて火の海となった中を走る。壮烈である。

何十年ぶりかで見た、ふるさとのまつりは、素晴らしかった。
まつりの意気と気概を失っていないことに感動した。

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コメント

花火をこれだけ綺麗に写せるなんて、龍3さん、上手ですね。羨ましいです。小生は写真下手なんで。。。田舎、ゆっくりできましたか?

投稿: takebow | 2007.08.22 20:36

☆takebowさん、ふるさとでは、のんびりできましたよ。
花火の写真は難しいです。特に離れたところから撮ると、ブレブレ写真の量産です。今回のは、打ち上げ直下で撮ったのでまだましなのですが、10枚撮った中で1枚くらいしか、ちゃんと映っているのはありませんよ。

投稿: 龍3 | 2007.08.27 14:59

まつりの意気と気概!
あ~わたくしもこのような場面に遭遇したら感動で胸がいっぱいになってしまうと思います。
龍3さんのふるさとにはまだまだ日本の古きよき伝統が息衝いているのでございますね(^^)

投稿: れこりん | 2007.08.28 21:15

☆れこりんさん、共感していただいて嬉しいです。
わしも、この神社の祭り、ほんまに何十年ぶりかで見に行ったんですよ。伝統は、だいぶ変化しつつ、それでも受け継がれているものがあると、こみ上げるものがありました。

投稿: 龍3 | 2007.08.29 01:32

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