« 巨樹・15 大徳寺のイブキ | トップページ | 太秦の広隆寺 »

2007.05.29

大徳寺 龍源院

0705daitokuji_0291
この日、興臨院に続いて拝観したのが、龍源院。由緒は500年前に遡るそうだ。

0705daitokuji_0321
ここは、庭園が4つあって、それが皆、素晴らしかった。
まずは庫裏の書院の南にある「阿吽の石庭」(こだ底という正式名があるのだが、例によって漢字変換が難しくて・涙)。

0705daitokuji_0331
細長く狭い空間に、秀吉の聚楽第の礎石と伝えられる石が据えられて、白砂に埋まっている。塀と書院に挟まれて余計なものが何も見えず、深沈と精神が集中できるような庭だ。

0705daitokuji_0401
方丈の前の庭が一番大きい。「一枝坦」(いっしだん)と呼ぶ。
石が皆、かっこよくて、惚れ惚れした。大きさといい形といい、見得を切った役者みたいに極まってる石たち。

0705daitokuji_0421
ここには昔、樹齢700年を越えた山茶花「楊貴妃」というのが咲き誇っていたそうだが、昭和55年に枯れてしまったそうだ。あー口惜しい。

0705daitokuji_0451
方丈の裏、北側の庭は、「龍吟庭」と名づけられ、室町時代に創建された当時の姿を保っている、ここでは一番古い庭。
杉苔が美しいはずなのだが、この日は、ほとんど赤茶けてしまっていたのが残念。梅雨の頃にまた観に来たい。

0705daitokuji_0471
最後に、方丈と庫裏の間、すごく狭い空間に築かれているのが「東滴壷」。
早足で通り過ぎると気付かなそうな小さな庭だが、これがまた素敵だった。

0705daitokuji_0491
折りしも正午の陽光が、きらめく白い影となって落ち、波紋を描いた白砂と石が、広大な宇宙みたいに感じられたのである。

|

« 巨樹・15 大徳寺のイブキ | トップページ | 太秦の広隆寺 »

コメント

多くの塔頭をもつ大徳寺の中でも、小生のお気に入りは高桐院です。龍は龍でも龍光院が見てみたいのですが、無理でしょうね。

投稿: takebow | 2007.05.29 17:00

☆takebowさん、公開されている塔頭の中では、髙桐院が人気あるみたいですね。スピルバーグ監督がここに感激したそうです。
龍光院は国宝の宝庫らしいですな。国宝というのは確か、国民皆に見せなければいけない義務があったような気がするんですが・・・

投稿: 龍3 | 2007.05.30 23:29

「こだ庭」は、漢字変換不能です(笑)。

やっぱり龍吟庭は、あまりカラカラの季節には映えませんね。
個人的にはかなり好みの庭なんですけれども・・・。

投稿: karesansui | 2007.06.06 23:23

☆karesansuiさん、おっしゃるとおりで、でも禅寺関係の言葉、変換が難しい漢字ばっかりで往生します。
龍吟庭、一番由緒あるようなんですが、なにせ北側であのカラカラ状態で、拝観の人々、ほとんど素通りしてました。わしは、トイレに寄ったのですが、その行き返りにしみじみ見ると、石の表情が尋常でなく良かったです。

投稿: 龍3 | 2007.06.06 23:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20826/15244352

この記事へのトラックバック一覧です: 大徳寺 龍源院:

« 巨樹・15 大徳寺のイブキ | トップページ | 太秦の広隆寺 »