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2007.05.23

dragontailとはなにか

Doragontail

このブログのタイトルを、dragon-tail (龍の尾)と付けたのは、幾つかの意味があった。

わしが龍が好きだったこと。
ペンネーム、さらにはハンドルネームにも龍の字を使っていたこと。
「龍頭蛇尾」にならず、最後まで中身のあるものを書きたいという願い。
まあ、龍を名乗ってはいるが、頭になるほどたいしたものでなく、その端くれであろうという謙遜。

ただ、英語の単語として存在しているのは知っていたが、その意味を認識してはいなかったのである。
それが先日、奇しき経過で知ることになった。

今、わしが執筆している小説のひとつ「醜斑(シコブチ)神―琵琶湖水妖記―」は、ホラー小説を意図しており、怪奇小説の一大分野である「クトゥルー神話」に発想の根のひとつを置いている。
「クトゥルー神話」の小説には若い日に幾つか接し、大いに影響を受けたが、長い間それらの小説を紐解く事がなかった。ここへきて、再び読み始め、押入れの隅にあった創元推理文庫の「ラヴクラフト全集」等を引っ張り出したのである。
その全集2の「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」を読み返し、中身をほとんど忘れていたことに呆れ、改めて凄い傑作であるのに感心していたのであるが、文中、不意にdragontailが出現したので驚愕した。

この本の中では「巨竜の尾」と訳されている。「巨竜の頭」つまりdragonheadと対になり、占星術の記号という形で出現した。
つまり、dragontailとは、占星術用語なのである。では、どういう意味か。

そもそも、dragonとは、月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)の交点だそうだ。
そして、月が太陽の軌道を横切って上昇するところをdragonhead(昇勢の宮)といい、
逆に月が沈んでいく交点をdragontail(降勢の宮)というとのこと。

このとき、日食や月食となるため、古来より天文計算の上で重要視されてきた。
占星術は天文学の先駆であると同時に魔術の兄弟でもある。ラヴクラフトの小説中でも、非常に重要な魔術の呪文の文頭に、この記号が描かれている。
そして、占星術では、dragonはカルマ=業を表わすもので、dragonheadが前世から受け継いだ幸運、dragontailが前世から受け継いだ課題を表わすのだというのである。

そうだったのか!わしは前世の課題を果たすために、このブログを始めたのか!
「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」のラストで、dragontailの呪文は邪悪の化身・恐怖の存在を滅し去った。
さて、わしの文章は、わしの前世の課題を果たすほどのモノになっているかどうか・・・

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コメント

龍の尾とは懐かしい言葉です。
ゲーテの自伝的散文「詩と真実」以来、独文学ではヘッセやトーマス・マンも自伝的散文を自分のホロスコープの紹介から書き起こしていますが、これはゲーテへのオマージュでもあり、欧州では占星術の専門知識がない一般読者もこのくらいは理解できる下地があるという事なんでしょうね。
おかげで小生も、ドイツ文学をかじっていた学生時代に必要上、多少占星術を学びました。
今となっては懐かしい思い出です。
因みにドイツ文学の伝統風に小生のホロスコープを語ると、
「私の誕生した日、東の地平線上には天蠍宮がかかり、統治星たる冥王星は天頂で前世を示す龍の尾と合し、3室の木星、5室の水星と宿命の座相ヨードをかたどって逃れ難い運命の刻印のもとに、私の今生の人生を強く前世に呪縛したのだ
った。」みたいな感じになるかな(笑)。
それにしても冥王星が惑星降格でセーラープルートーは戦士引退か?(どうでもいいけど)。
閑話休題、龍3さん、前世の課題を果たすためこれからも頑張って下さい。小生もセーラーシリウスとして正義のために頑張って戦っていきます(笑)。

投稿: セーラーシリウス・次元ジプシー | 2007.05.23 23:07

へ~
そういう意味があるんですか・・・。
勉強になります。
私なんか、英語を離れて時間がたちすぎ、最初、「dragontail」って何?って思いましたからね・・・汗。
ちょっと考えて、あ、尾っぽか・・・と思い至りましたけど(苦笑)。

投稿: よりりん | 2007.05.23 23:17

☆セーラーシリウス・次元ジプシーさん、占星術というのは欧米ではかなり一般的な教養なのですな。日本では自分の星座がなにか、くらいしか普及してませんが。ご自身のホロスコープ語れる人、つうのはなかなか見聞した事がおまへん。すごいな。
セーラープルートーは、戦士引退するっつうか、ぐれてゲリラ戦を展開するっつうか(苦笑)
しかしどう考えても、わしにはセーラー戦士のコスチュームは似合いません。酒場衛(さかばまもる)くらいが関の山でしょうか(笑)

☆よりりんさん、わしの英語はなれて久しかったんですが、息子に買ってやったニンテンドーDSで、『英語漬け』をやるようになったら、驚異的に単語を思い出しましたよ(^^)

投稿: 龍3 | 2007.05.24 00:50

昇勢の宮と降勢の宮・・・。
前世から受け継いだ幸運と前世から受け継いだ課題・・・。
深い深い意味があったのですね。ものすごく感動してしまいました・・・。
月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)の交点がdragonということも初めて知りました。
今まで以上に龍3さんのブログタイトルが光って見えます^^

投稿: | 2007.05.29 00:19

☆蒼さん、ありがとうございます。
いやもう、そんな深い意味があるとは知らずに付けたタイトルだったのでますます、因縁を感じ、前世の課題をやりとげねば、と張り切っております。

投稿: 龍3 | 2007.05.29 03:19

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