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2007.03.30

届かぬ想い

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    届かぬ想い

稚い心に 何を思ってか
あの頃の僕は 黄昏の切ない懐かしさばかりを
追い求めていた

年経て 黄昏の光がわが身に纏わりつく
そんな年齢になると あの頃のノスタルジイを
僕は忘れたふりをした

でも どうしようもなく切ない夜には
あの日 どうしても言えなかった少女への想いが
胸を掻き毟るんだ

そうとも あの日 あの子は あんなにも
僕を呼んでいたのに 求めていたのに
僕は傲慢にも振り返らず
遥かな地平に続くと信じた道へ踏み出したのだ

届かぬ想い

少女の面影だけが
いま
黄昏の光の中で煌く

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コメント

なんとも意味深な、詩的なエントリーですね。
写真は、これも飯田の風景なんでしょうか?
なんだか、外国の風景のように見えます。

投稿: よりりん | 2007.03.30 03:13

盆地の夕日が好きです。
山を背に日が落ちていくけど
輝き続ける。。。

そんな人になりたいとは思うけど。
無理かな。

投稿: takebow | 2007.03.30 17:43

☆よりりんさん、いえ、意味深なわけでなく、これはただの詩です(^^;)
写真は飯田の風景ですが、ちょっとだけ、わしの心象の色をつけました(笑)

☆takebowさん、わしはこの写真の盆地で生まれ育ちました。青春の憂悶を胸に、河岸段丘をさすらい、輝く山脈を仰いで、その向こうの地平に思いを馳せたものです。
あの頃なりたいと思っていたような人間にはなれず、あの頃のままですなあ(嘆息)

投稿: 龍3 | 2007.03.31 03:32

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