« 飯田の雪景色 | トップページ | 飯田の風情 »

2007.01.23

冬の知恩院

07sinnen_0341
智積院に詣でた日、実はその足で引き続き、知恩院も参詣していたのだが、どうも疲れが溜まっていてblog更新も出来ぬまま日が過ぎた。

07sinnen_0331
知恩院は浄土宗の総本山で、華頂山知恩教院大谷寺が正式名だそうだ。
その「華頂山」の額を掲げた巨大な三門がなんと言うても圧倒的である。高さ24メートル、幅50メートルもあり、世界最大級の木造建築のひとつ。
京都の風景としては強く印象に残るもので、わしも小説「残光」の冒頭で使わせてもろとります。

07sinnen_0351
今は、夜になると門のまえにある柵が閉められてしまうんやけど、わしが京都に来た頃は、夜でも開放されていて、この巨大な柱にもたれ、月光を仰ぎながら女友達と話し込んだこともあったのだった。

07sinnen_0491
この日、初めて有料の方丈庭園を拝観した。
ちょっと驚いたのは、埋蔵文化財の調査をしているさなかで、池の一つが水を抜かれていたこと。池中の島をなす大岩が、御覧のように水上の苔、水中の地肌とくっきりわかるように曝されていた。

07sinnen_0521
そして、今まで知らなかった、「山亭」という高みにある建物にまで登らせていただいたのだが、その庭からは思いもかけず京都市街の眺望が楽しめたのである。
まだまだ、わしの知らぬ京都は限りなくあるのだ。

|

« 飯田の雪景色 | トップページ | 飯田の風情 »

コメント

一番上の写真が秀逸です。全部入れないで両サイドカット。これがこの名刹の凄さを現してます。帰省されるとのこと。大変でしょうが、お身体ご自愛下さい。

投稿: takebow | 2007.01.23 15:26

もう今頃は飯田の地でしょうか。

知恩院はその迫力が魅力です。それだけだ心落ち着きます。

私も方丈庭園の方はまだ入ったことがありません。
と言うよりも、主になる場所に付随している有料の場所は避けてきた傾向があります。
京都の社寺はもう大抵見たよなぁ。。なんて言わずに再びみたび、訪問して有料の場所もお伺いしようと思っています。きっと、新しい発見が待っているでしょうから。

投稿: yume | 2007.01.23 15:51

京都も日本も、まだまだ奥が深いんですよねぇ。
最近、そんなことをしみじみと感じます。

投稿: karesansui | 2007.01.23 20:41

わたしも有料のところは入ったことがありません。
いつの頃が、一番美しいのでしょう?
奥まで行くと、こんなに眺めもいいのですね!!
なかなか、京都のお寺は奥が深いです。。。

投稿: よりりん | 2007.01.23 23:33

龍3さんにとって知恩院山門は特別な場所なんですね。
いくつになってもその場所に来ると胸がじんとして、人には言わず心密かに思い出を噛みしめている、じっと柱を見つめてしまうんですよね。

投稿: vivasan | 2007.01.25 04:51

アメリカの知り合いを京都の
どこへ連れて行こうかと思っていますが
やはりこの山門は行かねばならならいですかね。
見上げたあとに見下ろすのが気分がいい。

投稿: 松風 | 2007.01.29 22:20

 知恩院は、昨年2月末に京都を訪ねたときに
恥ずかしながら初めて行きました。その壮大さは
さすがですね。
 今年も2月に京都に行くので、どこを訪ねようか
思案中です。

投稿: zuisen | 2007.01.30 11:06

☆takebowさん、本日京都に戻ってまいりました。規則正しい生活と食事をしましたので、ちょっと引き締まって帰ってこれたと思います(^^)
あまりにでかくてファインダーに入りきらない知恩院三門の迫力、観るたびに圧倒されますよ。

☆yumeさん、何とか帰ってまいりました。またよろしうに。
もうあそこは観た、と思っていると、実は大事なものを見落としている事がよくあるわしです。また、大事なものが既になくなっていて悲しくなることもありますけれど。

☆karesansuiさん、京都も日本も、自分が変わっていくとまた、捉え方が変わっていくものですな。まだまだ、自分は若造にすぎません。

☆よりりんさん、知恩院の方丈庭園、肝心のところが掘り返してあったりしたので、もう一度見に行こうと思っています。もとより、あまり花や紅葉を愛でるお寺ではなく、信仰の中心・大本山ですから、いつ頃がいい、ということはないように思います。

☆vivasanさん(さんはつけなくてもいいでしょうかね?といつも悩むんですが^^;)、おっしゃるとおり、ここは特別な想い出のある場所のひとつです。時を越える事が出来るんですよ、そういうところへ行くと。

☆松風さん、うむ、この三門は良いと思います。巨大さに打たれ、そして石段を登るきつさを味わう、身体に沁みる思い出は、忘れないものですからね。

☆zuisenさん、実はわしの実家の宗旨が浄土宗でして、総本山知恩院には「信仰」を確かめに行っているという面もあるのです。
ちなみに、知恩院はあらゆる人々を受け入れると表明しているお寺で、「無名戦士の墓」なるものまで境内にあるの、ご存知ですか?
京都にはいろんな側面があります。今までと全く違った視点で、どこに行くか考えてみるのも、面白いですよ。

投稿: 龍3 | 2007.01.31 00:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20826/13623513

この記事へのトラックバック一覧です: 冬の知恩院:

« 飯田の雪景色 | トップページ | 飯田の風情 »