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2006.08.20

ふるさと飯田のお盆

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息子を連れて、ほぼ一週間、長野県飯田市に帰省しておりました。
関西では初盆(はつぼん)といいますが、飯田では新盆(しんぼん)といい、去年のお盆以降に亡くなった人が居る家は、門の外に盆提灯をつるし、室内に祭壇を作って、お見舞いを受けます。
わしも、何軒か新盆見舞いに回りました。
そして飯田では、新盆の家には親戚からはこの写真のような「切子灯篭」が贈られます。うちは浄土宗で、ほかの宗旨の場合はどうなのかは知りません。この「切子灯篭」大変凝っていて美しいものです。ほかの地方では見られないらしいです。
「仙台の七夕飾りみたいだ」と、よそから来られた人が感心していました。

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うちの菩提寺はそれほど大きくも有名でもないですが、竹を洒落た形に切って、なかに蝋燭を灯し、美しい灯りで参道をライトアップしていました。今年が最初かどうかわかりませんが、わしは初めて見ました。

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石段、門前の地蔵や馬頭観音、鐘楼を兼ねた三門、本堂前の参道と、竹の明かりはほのかに、清らかに照らしていました。

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親戚の新盆見舞いに行った帰りに撮影しました。
もう夜も更け、お寺には参詣の人影はひとりもなく、竹の灯りと本堂内だけがきらめいていました。

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コメント

お帰りなさい。この「切子灯篭」というのは趣があって良いですね。中国文化の影響を感じるのは小生だけでしょうか。しかも浄土宗とは珍しい。やはり善光寺との関係でしょうね。いや~ぁ、良いものを見せて頂きました。

投稿: takebow | 2006.08.20 09:45

「綺麗」と言ってはいけないのかもしれませんが、綺麗です。
奥深い引き締まる綺麗さですね。

祖母宅も浄土です。
それぞれの色の袈裟を纏ったお坊さんが七人、船型の帽子のようなものを被り、ドラのようなものを鳴らし、シンバルのようなものを鳴らし、蓮型の紙を立ち上がって散らし。(無知なもので単純な言葉しか出てきません。)
親族だからこそ目の前で見ることのできた光景でした。

それぞれの宗教行事にはやはり厳かな緊張がありますね。

投稿: yume | 2006.08.20 17:07

龍3さん、お帰りなさい。 と、お疲れさまでした。
新盆という言い方も切子灯篭も初めて知りました。
菩提寺さんの竹の灯りにも、優しくていいものですね。
亡くなった方を思い、心を込めてお迎えしてお見送りする、
そんな「気持ち」が感じられるお盆ですね。

投稿: 蒼葉月 | 2006.08.21 00:41

☆takebowさん、「切子灯篭」という言葉を検索すると、島原地方で精霊流しに使うものや、京都の寺院の行事で少年が頭に載せるものなどがヒットしました。形としては似ているようですが飯田のものはガラスを使ったりしていて豪華です。
浄土宗は京都の知恩院が総本山ですが、お寺の数としてはそんなにないようですね。でもわしの身内はなぜかどこも浄土宗ばっかです(嫁さんのほうもなぜか)。

☆yumeさん、綺麗といってなにもいけなくないです(^^)。
浄土宗の儀式は鳴り物が特徴で「チン・ボン・ジャラン」と飯田のほうでは俗に言っております。近くで聞くとびっくりする音色ですよね。

☆蒼葉月さん、ありがとうございます。
まあ、伝統行事は多かれ少なかれ「虚礼」の部分もありまして、なかには止めた方が良いんじゃないかと思うところもありますが、亡き人のことを偲ぶという習慣は、大事だなあと年毎に思うものです。

投稿: 龍3 | 2006.08.21 09:32

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