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2006.05.13

一初咲く得浄明院

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一初というのは、アヤメ科で、初夏に咲くアヤメ類の中では一番早く咲くところから名づけられたそうだ。

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その清楚な花が見られるという、東山の得浄明院。今月13日まで「春の特別公開」を行っているのをくみちょーさんの「京都人ブログ2」で知り、訪ねてみた。

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尼寺らしい清々しい佇まいの中、白い一初の花は、さらに清浄な別天地の如き中庭に咲いている

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思っていたよりもずっと小さく可憐な花だった。

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本堂の前には、青の一初も2輪ほど咲いている。

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こちらのほうが、花の特徴はわかりやすい。大きな三つの花弁にギザギザしたものが重なっているのが独特なのだそうだ。

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長野市にある善光寺の京都別院として建立されたのがこの尼寺で、本堂は善光寺と同じ作り。地下の「戒壇めぐり」も体験させてもらった。本尊阿弥陀如来の下に迷路のように作られた通路は、踏み込むと数歩で真っ暗。普段生活していれば絶対に体験できない真の闇である。
わしは、先頭に立ったのだが、頭が天井・・・いや、床にぶつかるのではないかという怖れに駆られ、踏み出すのにとても勇気が要った。それでも、行程の真ん中にあるという「錠前」に触れることが出来、触りながら念ずると叶えられるという「一つだけの願い」を一心に唱えたものである。日頃は全く不信心のくせに(苦笑)。

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知恩院に近く、華頂学園の敷地に接して北側にある。女子学園と尼寺、むくつけきわしには縁のない場所にも、こうして訪れることが出来たのは、阿弥陀如来のお導きか(^^)(ちなみに、わしの郷里飯田には、善光寺の本尊が一時期おわしたという「元善光寺」があるのだ)
境内は一初のほかにも、様々な花が植えられて美しかった。

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コメント

まあ、素敵!!
こんなところ知りませんでした。
今日までなんですねぇ・・・残念!!
もっと早く知っていたら・・・といいたいところですが、今年はちょっと無理やったやろな。
来年まで覚えておけるかな?!
というか、今年だけやったんですか?
そろそろあちこちでアヤメ、杜若が咲きだしましたね。
杜若の名所、どっかひとつくらい行きたいな~。
キレイな写真、みせていただき、ありがとう!!

投稿: よりりん | 2006.05.13 10:46

コメント&TBありがとうございました。京都人ブログと申します。
得浄明院さんの境内、一初がたくさん綺麗に見頃を迎えておりますね。
早いだろうと思いつつも5月1日に行ってしまい、まだちらほらって感じでした。
今日が特別公開、一初の鑑賞会の最終日ですが、あいにくの空模様ですね。
私もTBさせて頂きました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 京都人ブログ | 2006.05.13 11:24

よりりんさん、おおきに。
わしも今年まで知りませんでした。チラシやポスターを見ると、去年からこの特別公開は始まったそうです。このお寺の「護持の会である葵会」というのに入会すると、14日(日)・・・明日ですな・・・の夕方からあるコンサートとライトアップに参加(費用・食事つき7000円)できるそうですが、もう、間に合いませんかね(苦笑)。
でも、太田神社の杜若ほか、これからですよ。

投稿: 龍3 | 2006.05.13 11:27

京都人ブログさん、ようこそいらっしゃいませ。
おかげで素敵なお寺と花を知ることが出来ました。ありがとうございました。一初、青のほうはまだ2輪しか咲いてなかったですが、可憐で清楚ですっかり好きになりました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 龍3 | 2006.05.13 11:30

龍3さん 昨日はありがとうございました。
あの真っ暗闇。龍さんが先頭に立ってくださらなかったら、後に続く女性達はもっと心細かったはずです。重ねてありがとうございます。
来年もう一度行けば、距離感も曲がり具合もなんとかわかって心の余裕から錠前に触れることできるかなぁ?

女子高の谷間 時折音楽も聞こえてきたりしてのどかでしたね。

平日の方が出やすいのでまたご一緒しましょ。

投稿: yume | 2006.05.13 18:01

一初、一八とも書きますねぇ~
京都のお寺によく似合います!!

元善光寺さん、この前の旅行で行ってきましたよ!
龍さんの故郷は飯田でございましたか。
あのお寺のお坊さん、メッチャ面白い人ですね!!
ずっと笑いっぱなしでしたよ。
商売上手というか(笑)
つい色々買ってしまいましたぁ~

投稿: れこりん | 2006.05.13 18:28

☆yumeさん、こちらこそ、おかげで楽しい充実した一日でした。
小心なわしですが、見栄っ張りで「ええかっこしい」ですので、何かのときはどうぞ楯にしてください(笑)
是非またご一緒に。

☆れこりんさん、昼神温泉に行かれたのは知っておりましたが、元善光寺もでしたか。わしはもう、何十年も行ってませんが、小さい頃は何度も爺ちゃんとかに連れられ、あそこに菊人形を見に行きました。
そんなに商売上手だったとは知らなかったなあ(笑)。

投稿: 龍3 | 2006.05.13 23:41

昨日はありがとうございました。
今日はこんな大雨になって、せっかくの土曜の最終日がもったいないですね。雨が降ると緑とか苔が色鮮やかになるので、新緑は雨上がりに見に行く方がいいですけどね。

投稿: piita | 2006.05.14 00:27

piitaさん、こちらこそ、ありがとうございました。
うちの場合は、週末は子供の相手と決まっておりまして、雨が降ると外で遊べないので、ゲームセンターとかで不健康に遊ぶことになっていけません(;;)
雨上がりの新緑を楽しみにしましょう。また是非、ご一緒に。

投稿: 龍3 | 2006.05.14 00:49

得浄明院の戒壇めぐり、懐かしいです(2002年の「京の冬の旅」で行った記憶があります)。
錠前に触れて何よりでしたね(あれを触れなきゃ、何のために真っ暗なところを歩いたか分からんという事態になりかねません(苦笑))。

暗闇では、「男は度胸」で、虚勢でも胸を張って一番前を歩いていたいものですね。

投稿: karesansui | 2006.05.14 20:00

karesansuiさん、戒壇めぐり、経験されていたのですね。
ああいう闇の中だと「暗い」と言う感覚がなくなり、なにやらもやもやとした瞼の裏の景色のような感じでしたな。今振り返ると不思議にあの闇は懐かしいです。
虚勢でも一番前、空元気でも元気、気概だけは昂然としていたいものですね。

投稿: 龍3 | 2006.05.14 23:30

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