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2006.02.10

忘れてしまう僕たちのために

時は過ぎて行き
僕たちはいろんなことを忘れてしまう
あの時、大切にしまいこんだ宝物も
いつか埃にまみれて色褪せていく
でも、捨てられない
春を待つ色のない季節に
そっと取り出して、光を当てよう

このblogの右側に、「特別企画」として並べてある中に、「祇園祭どす・トラックバックピープル」というのがある。
去年の夏、祇園祭をとりあげて大いに盛り上がったものだ。今はもう、ほとんどトラックバックもない。
それでも、消せずに置いていたのは、このトラックバックを通じて知り合った絆を忘れたくなかったからだ。

「コトモノBLOG」のモヨコさん、どこかでまだ、ここを見ていてくれるかな?
もう、「コトモノBLOG」は消えてしまって、トラックバックをたどることも出来ないけれど、あなたのblogと響きあった「随想・祇園祭」は、僕にとってかけがえのないものだ。
その随想の一番目に取り上げた、亡き俳優・市川雷蔵の文章。
それをこの間、本として見つけることができたよ。

paizo_002
「雷蔵、雷蔵を語る」
朝日新聞社刊 朝日文庫

雷蔵が彼自身で書いたエッセイをまとめた唯一の本だ。
僕が「祇園祭の宵山について書かれた、おそらく最も美しい文章」と言った言葉は
この本の242ページにある。
そしてその前のページには

 京の町には日本人の心のふるさとのような、
 懐かしい雰囲気のただよっていること

という言葉もあったのだ。
そして、雷蔵の気取らないプライベートの写真が、おしげなくちりばめられていて、
そこには、なんともいえず懐かしい、日本や京都の雰囲気が滲んでいるんだ。
それを知らせたかった。

そして、大切なものも、どんどん忘れてしまう僕のためにも

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コメント

ほう~読んで見たいですね。
雷蔵といえば
ぼくにとっては眠狂四郎でした。
いまはそうでもないですが
一時期邦画にはまっていました(笑)

投稿: 松風 | 2006.02.13 22:35

松風さん、ええ、わしにとっても雷蔵は永遠の眠狂四郎です。彼みたいに、「宿命」とか「品格」とかを感じさせてくれる役者は、きっともう、出てこないだろうなあなどと思ったりします(うわ、偉そうだな、わし^^;)
今も時々、衛星放送や京都テレビの邦画を見たりします。

投稿: 龍3 | 2006.02.14 00:35

御無沙汰しております。
随分迷ったのですが、やっぱり伺ってしまいました。
もうすっかり過去の人ですのに、こんな風に書いていただけるなんて思ってもみませんでした。
本当にありがとうございます。

あのあとBLOGを放置状態にしていたら、何度か嫌な目に遭ってしまいまして、
仕方なく非公開のところに移動させました。
コメント欄を含めた全記事、今も大切に残してあります。
今後も消してしまうことはないだろうと思います。

そして、今でも時々見るんです、自分のBLOG。
特に祇園祭の記事は、私の中に強く残っているものです。
あれを見るとやっぱり「随想・祇園祭」に繋がってしまいますね。
ですので、龍3さんがここに戻ってこられたとき、本当に喜びました。
ただ、ずっと気になっていたのがお体のこと。 その後、いかがでしょうか?
どうか無理はなさらないでください・・・。

これからもいつもこちらに伺っては楽しませていただきます。
蔭ながら応援させていただきますので・・・。
雷蔵さんの本、探します。

投稿: moyoko | 2006.02.14 15:46

あっ!moyokoさん。
(すいません龍3さん、私もご無沙汰していたのに・・・)
私もmoyokoさんの事、気になっていました。お元気ですか?

こうやってブログを閉じられた方を、たまに思い出して元気かなあって気になります。
この本、機会があれば読んでみます。

投稿: rina-oha | 2006.02.14 21:40

☆moyokoさん、よく来てくださいました。
勝手になれなれしい言葉で一方的に呼びかけてしまい、失礼しましたが、来てくださって嬉しく思います。

コトモノBLOGは、まだ大切にされていたのですね。それはよかった(^^)

わしの体調は、まあ大体大丈夫なんですが、時々不安定にはなります。でも、気力体力を奮い起こしていかねばと思っております。もちろん、無理しない範囲で。お気遣い、おおきに。


☆rina-ohaさん、人との出会いの中、今まで幾多の取り返しの付かない失策を続けてきたわしです。でも、
「忘れない」ことを心がけています。無常の時の流れの中で、わしが出来るただ一つのことかな。

投稿: 龍3 | 2006.02.15 14:21

私もその記事読みましたよw
コトモノブログも楽しみにしていた一人です。
モヨコさんお元気なようで、よかったです。
龍3さんの気持ちが通じたのでしょうね。
ブログ、迷惑TBやコメントもありますけど、気のあった方にもめぐり合えていいこともあるので、なかなかやめられません。

投稿: よりりん | 2006.02.20 01:13

よりりんさん、コトモノBLOGは、京都のエッセンスが濃く詰まっていて、ほんま楽しみでしたよね。
インターネットの世界、そらもう、何でもありですけど、良い事も多々あります。溺れず、寄りかからず・・・と思ってますが、まあ、好き勝手にやってしまってるわしでした(苦笑)

投稿: 龍3 | 2006.02.20 01:29

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