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2006.02.28

智積院の梅、咲き始める

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東山七条の智積院、梅林の梅が咲き始めて、春の訪れを告げていました。

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まだ咲いている樹は少ないですが、花開いている樹はもう、見頃と言っていい美しさです。
☆昨年の花盛りの記事はこちら

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明王殿前のこの紅梅が一番咲き誇っていたかな。

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金堂から苑地を眺めるとこんな感じで、花の盛りはまだまだですが。

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名勝庭園・宝物館への入場切符売り場近くにも、絵になる一樹がありました。

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この写真は、書院西側から、書院の入り口とその隣の法務所を撮ったもの。法務所の屋根には城郭みたいにカッコいい櫓が載っていて惹かれました。これ、北側の女坂を毎日車で通るとき、塀越しに見えていて気になっていたんです。

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境内は随分新しく樹が植えられていましたが、伸びやかな雰囲気は前のまま。明るい日差しがよく似合うところです。

あと、東山界隈、泉涌寺の別院・龍源院では鐘楼横の白梅が咲き始めていました。また、法住寺は門前の紅梅の蕾が膨らんでいます。

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2006.02.27

雨の二条城

25・26日と、学生時代の仲間と、年に一度の同窓会。
今回はわしが幹事を仰せつかり、京都で開催した。
飲み会は洛北の隠れ家のようなスナックで、ふぐ鍋をしたのだがそれはさておき(^^)
翌日の観光で、皆を強引に連れて行ったのが二条城。

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朝から土砂降りの雨(;;)
暗鬱な空、びしょ濡れの足元、にもかかわらず早朝から見物の人は多い。
広大な敷地の中、まずは二の丸御殿へ入る。

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内部は一切撮影禁止なので、残念ながら一枚も写真はない。
雨のうえに照明もなく、障子も障壁画保護のため締め切りなので、中はとっても暗い。
しかし、前夜の深酒でぼけた頭も一瞬で醒めるほどの、豪華な造作と装飾!
天井までもが極彩色の絵画で彩られ、金色の障壁画が延々と続く武家風書院造に圧倒される。
家康・家光が徳川家の威信を賭け、これでもかと金に糸目をつけずに作ったのだな~
歩く廊下の幅だけで、普通の民家が建つぞ~
その迫力は、是非じかに御覧になるか、公式サイトでどうぞ→http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/

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襖の引き手金具にまで、葵の紋章がきらめいていた。
外にでて屋根を見上げると、鬼瓦にも葵。しかし、その下に菊の紋章がもっと大きく据えられている。
二条城は、大政奉還により朝廷の所有となり、府庁舎・陸軍省管轄を経て、宮内庁管轄の「二条離宮」となっていたのだ。京都市に下賜されたのは1939年(昭和14)で、一般公開されたのはそれからである。

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本丸御殿は江戸時代の宮家・桂宮家の建物を明治時代に移築したもので、中には入れないが、公家風の優しい建物。
二の丸御殿を含めて、城塞というより宮殿というイメージが強いのは、天守閣がないせいだろう。
本来は5層の立派な天守閣があったのだが、1750年に落雷で焼失したそうだ。
しかし、天守閣跡に登ってみると、しっかり築かれた石垣や目の高さなど、京都の町に睨みを利かせた城のイメージがよみがえった。

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広い庭園をのんびり散策し、梅や椿の花など楽しもうと思っていた目論見は、遅い開花と当日の雨ですっかりおじゃん(泣)
この写真は蓮華寺に行ったのと同じ日に、外から南東の隅櫓を撮ったもの。この辺や鉄の門扉がいかめしい大手門は、なかなか「お城!」という感じがして、城好きの血が騒ぐのである。

また、休憩所の隣に「築城400年記念 展示・収蔵館」というものが新しく出来ていて、ここは100円別に払って入るのだが、修復された襖絵を順次展示中。間近に見れて迫力である。また、CGで再現した御殿内部を大型画面で流しているのだが、この映像、DVDになっていて売店で買えるそうである。

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2006.02.23

早春の蓮華寺

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一度訪ねてみたいと憧れていた、洛北の蓮華寺に行くことが出来た。
場所は左京区上高野八幡町。国道367号を高野川沿いに花園橋から、大原方面へ少し行ったところの北側、山沿いにひっそりとある小さなお寺である。

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もともと西八条塩小路=現在の京都駅あたりにあった、浄土宗系の古寺だったが、1662年にこの地に移して再興されたそうだ。
その際に石川丈山や狩野探幽ら、江戸初期の錚々たるアーティストが庭やら器物やらに腕を揮い、しかもそれが今に至るも残っているので、小さいながら秘めたる宝石のようなお寺なのだ。
特に有名なのは、本堂前に二基立っている、その名も蓮華寺型燈篭。細長い笠が独特である。
本堂内には15世紀の螺鈿細工の厨子や、狩野探幽が原画を描いた基壇の彫刻があり、天井には西村公朝氏が描いたらしき龍が居た。

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そして、清流を引き込んだ池庭は、山を背景に清雅である。新緑や紅葉の時期の美しさは見事だろう。
今日は春の日差しがあまりに眩く、微妙な陰翳は楽しめなかったが、気持ちを明るくさせてくれた。

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池の中や周囲には、この船石のような名石も据えられているが、それほど自己主張せず景色と溶け合って自然なさまが好ましい。

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そして、この石橋。一見何の変哲もないのだが、よく見ると、橋の中央を支えているような形の石、実は橋との間にすき間があって支えていない。
なんと「人が渡ると石橋がたわむように見せ、石造りの硬い感じを和らげる為の表現」なのだそうだ。
「これは単なる石にさえも、やわらかさやフレキシビリティの感覚を与えうる日本人の文化的営みの見事さである」などと評されているそうだが、そこまで言うとオーバーかと思った(^^;)。でもこういう遊びを秘めた庭は面白い。

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そして今回、わしのお寺拝観にしては珍しく、抹茶を所望した(好い天気すぎて、喉が渇いたのである^^;)のだが、これが大正解!
茶を喫するために通してくださった北側の部屋は、目の前に小川が流れ、すぐそこに山肌。小鳥がさえずり、黄蝶が舞い、まさに別天地。客はわし一人だけで、景色を独占。俵屋吉富のお菓子の添えられたお茶を欣喜して味わったのだった。

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どうもここの抹茶は、山から引いている川の水で点てるので好評らしいのだが、「今日はあいにく工事で川の水が止まってしまってて、すみまへん」とお寺のご婦人に謝られた。そうか、この辺は川の水がそのまま飲めるのである!是非また来て、川の水で点てていただこう。

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そして、蓮華寺を辞し、歩いていると、木蓮らしい木の花芽が、天を指して膨らんでいるのを見つけた。
ああ、春である・・・

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2006.02.20

さよなら・茨木のり子

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茨木のり子と黒田三郎が
青春をのたうってた俺の光明であり
彼らのような詩を作りたかった

凛として立ち、ジャンヌダルクみたいに
俺を叱咤した茨木のり子の詩
純情でボロボロで困ったオヤジで
だから大好きだった黒田三郎の詩

俺が真似して書いた詩は駄作ばかりで
誰の心も打つことは出来なかったが
今も俺は書き続けてる
俺にしか書けない何かを

「自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ」
  (詩・自分の感受性くらい・最後の部分 同名詩集より)

茨木のり子の叱咤は今も俺を鼓舞する

「    紙風船
 落ちてきたら
 今度は
 もっと高く
 もっともっと高く
 何度でも
 打ち上げよう
 美しい
 願いごとのように」
(詩・紙風船 詩集「もっと高く」より)

黒田三郎の呟きは今も俺の胸を潤す

押入れにあんたの詩集があったはずだと探したけど
あれは、詩友tokuちゃんが持ってたんだ
彼が茨木のり子なら、俺は黒田三郎を買うと
どっちかが持ってたら借りればすむと
だから、俺はあんたの詩集を買わなかったんだった
新聞に載ったあんたの写真に
さよなら と告げて
あした、あんたの詩集を探しに行くよ
新刊書店には
雑誌と株の儲け方本ばっかだろうけどな


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2006.02.18

雨の出町商店街

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雨の木曜日、わしにとっては懐かしの町、出町商店街に行ってみた。
河原町通りと今出川通りの交差点から、西は寺町通り、北は枡形通りからちょっと上まで、南は二筋目くらいまで、結構大きな範囲の商店街である。位置的には御所の北東、同志社大学の東側になる。
やたら京都の中で引越しを重ねたわしは、この近所にも下宿したことがあって、よくうろついていたのだ。

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ここも、あの頃とは大きく変わったが、一番有名なお店、和菓子の「出町ふたば」は店構えも昔どおりである。
となりに洒落た漬物屋さんがあるが、好対照だ。

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なんと言うてもこのふたばの、「豆餅」(写真左側)を知らない京都の人はいないやろし、知ってる人は皆大好きなのである。
息子が花見団子を欲しがったので二本添えたが、ほんまは豆餅ばっかし買いたかったのだ、わしは!これを買うのが目的で、訪れたんである(笑)
もう、数え切れない人がこのお菓子を賛美して紹介してるので、いまさらであるが、赤エンドウ豆の塩味と搗きたての餅の歯ごたえが漉し餡と絡んで、もう(きりがないので略)

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アーケードのある枡形通りは、河原町を越えてさらに鴨川畔まで延びている。ここは昔ちょっとした広場のような感じで、夜になると二軒のラーメン屋の屋台があった。今はここ、地下駐車場になってしまい(わしは今回、ここの地下五階!に車を停めたのである)、地上部分もごたごたとその施設が建ってしまったが、南側に鎮座する「妙音弁財天」だけは、昔どおりに法灯を絶やしていない。
でもわしは、この弁天さんの前の屋台で、じいちゃんばあちゃん夫婦が作ったラーメン啜ってた頃を、たまらなく懐かしく思うのだ。

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2006.02.16

恋心

えーと、たまに突発的に掲載する番外の「ご乱心」エントリーです。
京都や小説には全く関係ありません。
・・・しかし、彼女のイメージが、物書きとしてのわしに幾多の力を与えてくれているのは事実である。
胸を張ってここに掲載しよう・・・・

知ってる人は知ってるだろうが(当たり前だ)
わしは、ロング黒髪のクールビューティにヨワイ。
で、今のところ最も参っているのが、北川景子ちゃんというモデル・俳優なのだが

彼女が最近始めたブログで、恋愛に関するチェーンメールを紹介し、「皆さんもやってみてください」とのたもうている。
えー歳こいたおっさんであるわしは、彼女のブログにコメントしたりトラックバックしたりの勇気はない・・・のであったが、とある師匠(何の師匠だ・笑)にそそのかされ、あえてトラックバックを送るべく、暴走してみる(わはは)

1理想の恋人を教えて~~

心くじけたときに抱き合って一緒に泣いてくれる人


2恋人選び、見た目と性格を重視する割合は??

見た目に性格が釣り合っている事が重要。対一ですな。


3今日一日好きなひとと一緒。あなたの考えるデートプランは??

京都の寺と神社を回り、和菓子食べてお茶を飲む。夜は小さな湯豆腐屋で鍋をつつき、酔う。


4好きな人とはじめてカラオケに行くことになりました。相手には何を歌ってもらいたい?

わしが知ってる歌。 中島みゆきとか岡村孝子とか・・・あかん、一発で振られるな(爆)


5夜の遊園地、初めて二人で観覧車に乗りました。ドキドキクライマックス!手をつなぐ?つながない?

見つめ合うだけで満足です(大嘘)
 

6楽しいデートの時間はあっという間。いつの間にか終電がなくなっていました。その後どうする?


バーやカフェで朝まで語り合いましょう。そしてあなたの家まで歩いていきましょう。


7相手をかなり気に入ったあなた。告白は自分からする?相手からされるのを待つ??

もちろん自分から!


8ずばり、いま好きな人、気になる人がいる??

物心付いて以来、いつだっていますよ。

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2006.02.14

花に寄せる思い

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深山の奥に密やかに咲く蘭や
あるいは砂漠の真ん中で一瞬華麗に開くサボテンの花
それもおそらくは比類なく美しいのだろう

けれど俺が好きなのは京都の花だ

幾多の移ろいを経た街角の生垣や
由緒を秘めた古刹の庭に咲く花々
それがどうしてこんなにも魅力的なのか
俺は知っている

重ねられた歴史の中
有名無名の人々が
生きた証を滲みこませた花々だからだ
数え切れない喜怒哀楽と血と涙を吸って
京都の花は輝く
記憶の重層を花弁に畳み
永劫の空に馥郁と魂を放つのだ

さあ春よ来い
梅と椿と桜の蕾が
遥かな思い出とたぎり立つ若い命を混じり合わせて
待ちかねているぞ

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2006.02.10

忘れてしまう僕たちのために

時は過ぎて行き
僕たちはいろんなことを忘れてしまう
あの時、大切にしまいこんだ宝物も
いつか埃にまみれて色褪せていく
でも、捨てられない
春を待つ色のない季節に
そっと取り出して、光を当てよう

このblogの右側に、「特別企画」として並べてある中に、「祇園祭どす・トラックバックピープル」というのがある。
去年の夏、祇園祭をとりあげて大いに盛り上がったものだ。今はもう、ほとんどトラックバックもない。
それでも、消せずに置いていたのは、このトラックバックを通じて知り合った絆を忘れたくなかったからだ。

「コトモノBLOG」のモヨコさん、どこかでまだ、ここを見ていてくれるかな?
もう、「コトモノBLOG」は消えてしまって、トラックバックをたどることも出来ないけれど、あなたのblogと響きあった「随想・祇園祭」は、僕にとってかけがえのないものだ。
その随想の一番目に取り上げた、亡き俳優・市川雷蔵の文章。
それをこの間、本として見つけることができたよ。

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「雷蔵、雷蔵を語る」
朝日新聞社刊 朝日文庫

雷蔵が彼自身で書いたエッセイをまとめた唯一の本だ。
僕が「祇園祭の宵山について書かれた、おそらく最も美しい文章」と言った言葉は
この本の242ページにある。
そしてその前のページには

 京の町には日本人の心のふるさとのような、
 懐かしい雰囲気のただよっていること

という言葉もあったのだ。
そして、雷蔵の気取らないプライベートの写真が、おしげなくちりばめられていて、
そこには、なんともいえず懐かしい、日本や京都の雰囲気が滲んでいるんだ。
それを知らせたかった。

そして、大切なものも、どんどん忘れてしまう僕のためにも

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2006.02.09

勝手に紹介・今熊野商店街 12

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寒い帰り道、熱々のたこ焼きをハフハフと頬張るのもいいものです。
今熊野商店街も南のほう、京都第一赤十字病院から東山通りを挟んだ向いにある、「びりけん」は、たこ焼きと聞いて誰もがイメージするような、そんな普通に美味しいたこ焼きを売っています。

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持ち帰りのほか、4つほどテーブルのある店内で食べることも出来ます。飲み物はお茶が用意されていて、ジュースだのは外の自販機で買うことになってます。
今熊野商店街は、夜になると早仕舞いしてしまう店が多い中、こういう紅い提灯があると気持ちも温かくなります。

しかし、事情でわし、今熊野商店街を毎日のようにうろつけるのは、この3月限りになりそうなんだな。
「勝手に紹介・今熊野商店街」も、そろそろ区切りです。

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2006.02.06

吹雪の東福寺

塔頭の天得院の椿などはどうじゃろ・・・と思って、東福寺に寄ってみたが、今日の京都は一日、吹雪が荒れておりました。

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本堂の大きな屋根の軒下で、しばし、三門に降る雪を茫然と眺めたが、寒くて我に帰る(苦笑)。
「大仏様(だいぶつよう)」と言って、東大寺に伝わる巨大な仏殿建築の様式を採った、東福寺の三門は実に雄大。吹雪に立つさまも、雄壮と言っていい。
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しかし、小さい写真にすると、雪が降ってる様子がほとんどわかりませんね(汗)
クリックすると大きくなって、三門の大きさと雪の降り方がちょっとははっきりします。

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降るそばから雪は解けて行き、ほとんど積もりはしなかったけれど、まだ、春は遠い京都であります。
椿や山茶花も、開いてた花を閉じてしまったかのようでした。

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2006.02.04

勝手に紹介・今熊野商店街 11

節分の日、今熊野商店街は、それほど変わったところはありませんが、この二つだけは目を引きます。

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最近になって、かなり全国的に行われるようになった、「恵方を向いて丸かぶりする巻き寿司」。
もともとは大阪の限られた地域で始まった風習らしいですな。
今熊野商店街でも、何箇所かで恵方寿司が売られておりますが、ダントツ人気なのはスーパーマーケット「サンプラザ今熊野」の一角に入っているお寿司屋さんのものです。ここ、普段は握りやら散らしやら、とりどりの寿司が並んでいるのですが、この日は、海苔巻き一色。
写真は午後5時くらいで、もうかなり売れてしまっていますが、午前中に行くと壮烈な量が積んであって、さながら真っ黒な山です(笑)
海鮮巻きとかサラダ巻きとか、洒落たものもありますけれど、普段から売られている普通の海苔巻き(かんぴょう・玉子焼き・芹などが入ってる)が、一番美味しくてよく売れております。

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こっちは、以前も紹介した「青山豆十本舗」さんで、鬼のお面付きやら、枡に盛ったものやら、節分の福豆がいっぱい並んでおりました。お店のおばちゃん、おかめさんに良く似た福相です。
写真、一部不自然なのは、わしの嫁さんが写っているのを隠しているからです(笑)

あと、写真には撮りませんでしたが、焼いたイワシも節分には欠かせないもの。その匂いが店内から今熊野の商店街いっぱいに漂って、家に帰っても消えませんでした。

家では、わしが鬼の面をかぶせられ、息子に豆をぶつけられました(いてて)。南南東の恵方を向いて、みんなで寿司を丸かぶり。「何でこんなに美味しいのやろ?」「別に変わった物も入ってへんのに」「なんか秘訣があるんやろな」と、喋りつつ、今年の健康を願いました。

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2006.02.02

京都検定1級受験結果

昨日・2月1日に、京都・観光文化検定試験の結果が郵送されてきました。
わしが受けた1級の受験結果は
「合格まであと29点です。」とのこと(泣)。

参考データとして
受験者数:803名
合格者数:36名
合格率:4,5%
平均点:85,9

とのことでした。
わしの得点は91点で、まあ、平均より上だったのは良しとしましょうか(^^;)
とりあえず、ご報告まで。

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2006.02.01

夜の下鴨神社

わしが京都にやってきた頃は、毎日、朝夕、下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内=糺の森を通っていた。
その頃、境内には全く灯りがなく、日が暮れると糺の森は真っ暗。
古代に「盟神探湯(くがたち)」をおこなったと伝わる闇の森は、魅惑を秘めつつ恐ろしく、何度か深夜、蛮勇を奮って突っ切ったのは印象深い思い出である。
今、夜の下鴨神社はどうなっているか、一月三十日の夜八時、時間が出来たので行ってみた。

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断続的に降っていた雨も、夜になって上がり、参道の入り口の石畳が、街灯に照らされて光っていた。参道には水銀灯らしき街灯が林立して、歩くのに不安はなさそうである。

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参道を北上してすぐ左手に、鴨長明が神官をしていたので知られる河合神社があり、ここは門の提灯を除いて、闇の中に静まり返っていた。

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長い参道の両側、街灯に照らされる樹木には、昼間と異なる、どこか魔性じみた生々しさが感じられたけれど、ほどなく、鳥居と楼門が見えてくる。

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回廊の付いた楼門は、ライトアップされて荘厳に聳えていた。扉は閉じられて、本殿のある内部には入れない。
日課の散歩らしい人を二・三人見かけたほか、全く人通りはなかった。深い木立に囲まれて朱色に輝く楼門は幻想的で、しばし見とれた。
境内は適度に照明があって、もはやかつての「闇」はない。
それでも、神の依り代(よりしろ)ともなる巨木たち、それを縫って流れる小川のせせらぎに、わしはかつてと変わらぬ畏怖と親愛を感じたのである。

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