冬の日には
冬の日には
どこか静かな喫茶店で本を読みたい
別に有名な店でなくていい
スポーツ新聞や漫画週刊誌が
雑に置いて在るような店だっていい
でも、窓の外に樹が見えるところがいい
京都の西郊、宇多野の喫茶店だった
学生だったあの日、一学年上の友人と
何冊も本を持って、冬木立の見える席で
時間を忘れて読みふけった
時おり、目を上げて
「こんなことが書いてあるぜ」
と教えあった
お互い、どんなことが好きか
どういうことに驚くか知っていたから
伝え合う言葉は刺激的で心地よく
どんなにそうしていても飽きなかった
冬の日
ストーブの音を聞きながら
パソコンのキーを叩いていると
不意にあの日が無性に懐かしくなる
あの友は、今どこにいるか知らない
けれどあの日、読んでいた本は
今も、本棚の隅にある
革命を夢見たあの頃
色あせた本の表紙
若いままの友の面影
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コメント
昨日スーパーで その人の顔を見ると同時に「みどり?」と声をかけていました。躊躇することなく声が先に出てました。
高校時代の同級生。
「みどりやなぁ? 私○○美千代」
「あぁ~ わかるぅ~」
卒業してからもう何年も過ぎているのに何も変わっていない彼女。 ちょっと つっぱっていた彼女は少し遠い人だったけど、一瞬にしてあの頃が蘇ります。
あの日、あの時。
自分の軌跡は大切です。
先日 六曜社の地下喫茶店行きました。
そう。。。 冬の寒い日。ゆっくりゆっくり過ごしたいですね。
なんだかちょっと疲れている私です。
投稿 yume | 2006.01.12 18:30
お~っと危ない~革命~!
革命の言葉が好き~とは団塊の世代?
お子様の年齢からしてのっと下の世代と推測?
imipotopipi
も挫折多い青春の日々は{革命}なる言葉が好きでした。
いまでは何より「平凡」なる言葉が好き。
ピアノ曲ショパンの「革命のエチュード」は好き。
投稿 imipotopipi | 2006.01.13 10:09
☆yumeさん、日々思い出は風化していきます。それでも、大切なあの日、あの時は、きっかけさえあれば一瞬に蘇りますね。
お疲れとのこと、どうか「ほっこり」する時間を持ってください。
☆imipotopipiさん、いえいえ、革命という言葉は永遠に青春の輝きと共にあります(^^)
わし、平凡は遠慮します。平穏無事は、大好きです(笑)
ショパンはなんと言うても「別れの曲」です。冬の尾道の景色と共に、切なく胸の中に流れるのです。
投稿 龍3 | 2006.01.13 13:09