巨樹・13 一言寺のヤマモモ
醍醐の一言寺、山門を入るとすぐ右手にあるのが、巨大なヤマモモ。
養源院に続いて、またヤマモモの紹介になったが、他にも山科の毘沙門堂や勧修寺にもあり、あちこちで大切にされてきた樹のようだ。
ここのものは京都市天然記念物に指定されている。樹高9・2メートル、胸の高さの周囲3・28メートルである。
おりしも訪ねた6月19日は、びっしりと実った果実が赤く色づいて美しかった。
びっくりしたのは、主幹のなかがまるでがらんどうで、ほとんど皮だけで立っているのである。ヤマモモはかなり幹に空洞が出来やすいらしい。養源院のもボコボコだったし、勧修寺のは真っ二つに裂けていた。それでも樹としては元気で、とりわけここのは、葉も旺盛に繁り、いっぱいに実を付けている
この実は、かなり酸っぱいけれどジューシイで、かつては珍重されたのだと思う。
「木に触らないで」と立て札があって、わしもここの実を味わうのは控えたが、地面に散り敷くように沢山実が落ちているのを見て、少しもったいないなあと指をくわえた(苦笑)
改良されたフルーツに比べれば、甘さが全然足りないが、かつて故郷で桑の実を一杯食べた記憶のあるわしには、野趣溢れるまあまあの美味と感じられるのである。
山に近いこのお寺には、沢山の鳥や動物が訪れて、この実を味わい、伸び伸び過ごしているようだ。
☆追記・Bachさんのコメントを見て、検索してみたら、ヤマモモの実は徳島県あたりでは、お店で売られていることもあるようだ。平地で育った樹の実は酸っぱく、山地の樹の方が甘い実を付けるという話もある。
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コメント
ぐぐったら、実が採れて、窒素固定能力があって、見た目がよい。ってすごいなヤマモモ。
治山植栽したものが優占群落になる場合もってそれはだめなんじゃない?・・・。
>主幹の中ががらんどうで
樹は、中心部は死んでいて、生きているのは外側だけですからねえ。
しかし見事に、中が空洞になってますね。
>果実が赤く色づいて美しかった
一瞬食べはったんかとおもた。
いや、あの「赤く色づいて美味しかった」に見えた。
投稿: Bach | 2005.06.21 03:18
逞しい立派なヤマモモですね~!たわわな実!!
私だったら絶対1個拾って食べています^^;
家の前にもヤマモモの樹があって、毎日あの高いところの
実を採りたいなぁと、見上げています。JAMにできそうなのに…。
下に落ちている鳥の食べ残しがうらめしい。
投稿: pastorella | 2005.06.21 10:09
☆ Bachさん、わしも真似してぐぐって見たらですな・・・なんと徳島あたりでは、スーパーでヤマモモの実を売ってるというじゃありませんか!
平地の樹の実は酸っぱいけれど、山地のやつは甘いらしいですぞ。
☆ pastorellaさん、ジャムにしたら美味しいこと請け合いです。
なんとか、おうちの前の樹の実、手に入れられると良いですね。
投稿: 龍3 | 2005.06.21 12:17
ヤマモモを見てきたのでTBさせていただきました。写真を撮ってる間もどんどん落ちるのでもったいないなあと思いました。本堂の前に梅が一袋500円で売っていたので、ヤマモモも売ってくれないかなと思いましたが、やっぱり天然記念物はだめなのかな。
投稿: piita | 2005.06.21 14:53
piitaさん、トラックバックおおきに。
そちらの写真は、実がほんとに綺麗に撮れていますね。わしの方は幹に焦点。興味によって写真も変わってくるんだと思いました。
それにしても、ヤマモモの実、もったいないですよね。
投稿: 龍3 | 2005.06.21 20:48