東山区の三十三間堂の東側に、養源院というお寺がある。
伏見城の遺構を移したという本堂は、俵屋宗達描く迫力ある襖絵や杉戸絵に飾られる。
さらに、その廊下の天井は、関ヶ原の役に先立つ伏見城攻防戦で自刃した鳥居元忠たちの血の滲み込んだ床板を張ったもので、「血天井」と名高い。
薄暗い本堂内で、血天井を見上げ、魁偉とも言うべき杉戸絵に面すると、ぞくぞくするのである。
しかし、時は春、その本堂前には、素晴らしい二本の枝垂桜が咲き誇っているのだ。






修学旅行シーズンで、制服姿の少年少女たちが、途切れることなく枝垂桜のカーテンをくぐってやってきていた。
彼らの記憶に、このお寺はどんな風に残っていくだろう。
コメント
養源院のしだれ桜も見に行きたいと思っていた桜です。もう見事に満開ですね。血天井を見た時は真冬だったので、ぞくぞくしながら見てました。花が咲くとお寺の印象も華やかに明るくなりますね。
投稿 piita | 2005.04.13 16:56
昨日の雨であちらこちらの桜は散ってもう終わりかな?と思っていましたが、まだまだ、どこも綺麗ですね。
どうしましょ。
東奔西走で疲れてしまってやっと休めるかなと思っていたのに、まだ血が騒ぎます。
投稿 yume | 2005.04.13 21:33
ガハ、中学生の雰囲気が
めちゃええすね!
投稿 松風 | 2005.04.13 23:07
☆piitaさんもご存知でしたか。満開になったばかりで、まだ花びらは全く散っていませんでした。養源院は、本堂に至るまでの参道が明るく、そして、枝垂桜は御覧の華やかさ。しかし、一歩本堂に入ると、なかなかおどろおどろしくて、わし、好きです(笑)
☆yumeさん、雨でかなりあちこち、ソメイヨシノは寂しくなりましたが、なんのなんの、まだまだです。でも、あまり無理はなさらぬように(^^;)
☆松風さん、そうでしょそうでしょ(^^)
そして、桜には制服がなぜか、よく似合うと思いませんか?
投稿 龍3 | 2005.04.14 00:16
龍3さん、こんにちは!
これはまた見事な枝垂れ桜ですね!!
三つ葉葵の徳川家紋と満開の枝垂れ桜、とってもいい雰囲気です。 涼
投稿 涼 | 2005.04.14 12:21
涼さん、三葉葵に注目、さすがですね。
ここら辺一帯は、方広寺大仏殿、豊国廟と、豊臣秀吉を神格化するための聖地でしたが、それを破壊し、秀吉の記憶を抹殺するための、「徳川の砦」として、養源院が建てられた(正確には再建)ことの証でしょう。智積院も、そういうお寺ですしね。
投稿 龍3 | 2005.04.15 00:36