« 下鴨神社楼門 | トップページ | 小説・残光(仮)第二回 »

2004.07.14

小説・残光(仮)第一回

shorenin_011.jpg

-----------
 知恩院の巨大な三門が、烈日の中にぼやけている。
 神宮道を粟田口からたどってきた柳田健二は、青蓮院前の木陰から、強い日差しの下にさらされて、手の甲で汗をぬぐった。
(ここに来たのは久しぶりだ・・・あの少女と、月光を浴びて門の下にたたずんだのは、もう、何年前になるのだろうか)
 改修もされていたはずだが、東山連山の緑を背にした巨大な門は、あの頃といささかも変わらない。
 不意に胸を掠めた感傷に首を振り、健二は三門に背を向けて、西へ向かう知恩院道をたどり始める。やがて新門をくぐると東山通りの喧騒が待っていた。そして道なりに南へ下がれば、ほどなく祇園。八坂神社の丹塗りの楼門が目に入ってくる。
------------

☆唐突ですが、blogで小説を連載するという試みを始めてみます。あまり構想やプロットなど前もって考えず、ほぼぶっつけ本番で。

|

« 下鴨神社楼門 | トップページ | 小説・残光(仮)第二回 »

コメント

>blogで小説
いい試みだと思います。
>構想やプロットなど前もって考えず、ほぼぶっつけ本番で。
日々の出来事や時事ネタを絡めながら小説の断片を書きつづっていく。それがいつしか一つの大きな絵になっていく。そんなジグソーパズルのような小説になるのでしょうか?
こういう試みは大歓迎です。これからも頑張って下さい。

投稿: miyamo | 2004.07.15 06:03

miyamoさん、コメントおおきに!
ここしばらく、構想やら下書きやらにこだわっているうちに小説執筆が行き詰っておりまして、打開策としてblogに頼ってみました。
気楽な背水の陣、という感じで頑張っていきます。よろしゅう。

投稿: 龍3 | 2004.07.15 10:54

はじめまして。甲斐ミサキと申します。
自サイト《ミナソコノ住人》にて、『ココログで読める小説群』と称し、ココログ内で発表されている小説の紹介を行っております。このたび貴サイトへのサイトリンクをお願いしたいと思うのですが、掲載許可願えるでしょうか。

それでは失礼しました。

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.02.02 17:42

甲斐ミサキさん、ようこそいらっしゃいました。
サイトリンク、了承いたします。
よろしくお願いします。

投稿: 龍3 | 2005.02.03 00:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20826/963895

この記事へのトラックバック一覧です: 小説・残光(仮)第一回:

» ココログで読める小説群 [ミナソコノ住人]
現在、ココログ内で発表されている創作小説を集めてみました。 見つけ次第追加してい [続きを読む]

受信: 2005.02.03 16:23

« 下鴨神社楼門 | トップページ | 小説・残光(仮)第二回 »