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2004.06.26

巨樹・今熊野の守護神

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京都市東山区今熊野にある、新熊野(いまくまの)神社のシンボルというべき、巨大なクスノキである。
1982年の調査で、樹高21.9メートル、根回り周囲9.40メートルであったが、当時と比べてもきっと、衰えていないであろう。枝張りの直径は30メートルにも及び、東山通りの道路中央まで張り出す姿は雄渾である。

この周囲は今熊野商店街で、食料品や雑貨の小売店が東山通りの両側に並ぶ。気取りのない庶民的な店ばかりだが、お茶や和菓子、漬物の老舗もある。その風情がわしは好きだ。
けれど、時代の荒波の中、街には覆うべくもない翳りもある。埃まみれのシャッターが降りたままの店が目立つように感じる。
そんな中、大クスノキは、たくましく力強く枝葉を広げて、まるで街を守ろうとする巨人のように見えるのだ。

京都の巨樹や銘木を巡る物語をいつか書きたいと、ずっと思っていた。毎日、この大クスノキを仰ぐようになって4年余り・・・やっと、書けそうな気がする。

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2004.06.23

イシさんにもらった御飯茶碗

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イシさんのことは、この下の「友へ」に書いてあります。

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友へ

あなたの別れた奥さんが呼んでいたように イシさんとあなたを呼んでもいいかな
肩書きを付ければ陶芸家ということになるけど イシさんは自分を「焼き屋」と言っていた
電動ろくろで 精確な椀や急須を何十と造り 横に据えた電気窯で昼夜となく焼き上げていた
どんなに忙しくても 遊びに行くと歓迎してくれて 何時間も話した
家には拾った犬と 半分野良みたいな猫がいて 猫のウンチが粘土に混じったと苦笑してた
酒を飲んで 豚足をかじり いくら話しても飽きなかった
読んだ本は端から捨てるので家には一冊もないと言いながら イシさんはいろんなことを知っていた
愛車はおんぼろのフォルクスワーゲンビートル
僕の結婚式に招待したら 礼服は借りたが靴がないと言って 運動靴を履いてきたね
あなたの若い頃の話はまるで伝説を聞くようだった
結婚したが仕事がなくて 鴨川の上流で芹を摘んで毎日のおかずにしたとか
あんまり摘みすぎて 鴨川の芹は全滅したとか

拾ってきた犬「よっちゃん」はお腹に子供がいて イシさんはその貰い手探しに奔走
タウン誌に載せた情報で電話してきた相手が「どんな純血種?」と聞いたので
「ばかやろー、おれやおまえみたいな雑種だよ!」とわめいてた
何頭かは貰われていったけど 残った子犬をペットショップに引き取ってもらうとき
イシさんは一人で行く勇気がないと 僕を呼んだ
「何日かしたら こいつら保健所行きかなあ」と ビートルのハンドルに顔伏せてたね
僕に長男が生まれて 赤ん坊によくないから飼っていた猫をどうにかしろとばあちゃんたちが騒ぎ
インターネットまで使って貰い手を捜したとき 「いいよ」と言ってくれたのは
イシさん あなた一人だったよ

闘病の日々を僕は知らない
一度も見舞いに行かなかった 悔やんでも取り返しは付かない
優しかったイシさんはもういない
棺の中のあなたをみてから 一ヶ月が過ぎようとしている
あなたにもらったたくさんの陶器
「きずもんやから もってけ」といわれたそれは 今日も僕の食卓を飾ってる
ずっと 宝物だよ

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2004.06.18

八坂神社西楼門

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はい、これが下のコンビニの向かいにある、八坂神社西楼門です。
四条通の東の突き当たりにあり、祇園の象徴というべきものですな。
八坂神社には南楼門もあります。中の舞殿、本殿との位置関係からすると、南の方が正門ぽく思われますが、圧倒的に西門の方が有名だしこっちから入る人が多いでしょう。
この門の石段には、いろんな思い出があるんだが・・・いつかまた書こう(^^;)

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2004.06.16

元祖京都風コンビニ

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やたら「京都風」を意識して作ったコンビニなら、こっちが元祖かと思われます。わかりづらい写真ですみませんが、画面左側の低い建物がそれ。真ん中辺りの神社風屋根のは「京都風」交番(笑)その右側には商業ビル、ホテルが続きます。

この場所には、実に味わい深い洋館風ビルが建っていて、そこのフルーツパーラーに一度行ってみたいと思っていた。けれど、いざ行こうとしたときには既に店は閉じられていた。それから何年か経って、ビルは取り壊されていく。解体風景を覗いて、「こんな薄っぺらい、舞台の書割みたいな建物だったのか?」とびっくり。
その跡に建ったのがこのコンビニ。角ばった多宝塔の屋根みたいなアーケードは、昔のままである。
この向い側に何があるか、次の写真でばらします(笑)

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2004.06.15

平安神宮大鳥居

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で、大鳥居は現在このようになっております(^^;)

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2004.06.14

京都風コンビニ

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これは何かというと、平安神宮の大鳥居の前に出来つつあるコンビニであります。
バックに竹垣を付け、屋根を瓦にして、景観に配慮しているようです。ここには、茅葺のような振りをしてコンクリート製の和風レストランがあったんですが、それに比べればおとなし目かもしれん(苦笑)。
ちなみに写真の右奥の方に見える楼閣のようなものは、[観世会館という能楽の建物です。]

追記[]内の文章は、完璧にわしの間違いでした。正しくはこれは、[藤井斉成会有りん館」という建物で、
「藤井紡績の創業者・藤井善助の収集による中国美術品を展示する目的で作られた美術館」だそうです。屋上の八角堂も、[藤井が収集した美術品のひとつ」だとのこと。(建築MAP京都・TOTO出版 より引用)

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2004.06.08

京都タワー

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わしのバイク仲間で、生粋の京都人の一人は、ツーリングに行って戻ってきたとき、この京都タワーが見えてくると
「帰ってきたんやなあ」と実感し、ほっとするそうだ。
京都タワーと駅ビルは、いわゆる「京都らしい景色」と対極にあって、嫌う人も多かろう。
でも、わしにとってはこの二つ、好きな景色の内に入る。
金閣なんぞもそうだと思うのだが、「とんでもないもの」を好むかぶいた気風が、京都には脈々とあるんじゃなかろうか。
京都に興味のある人々に、意見を伺いたいものだ・・・

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2004.06.07

ゴーゴー夕張、MTV Movie Awards 2004 で Best Fight 受賞!

何を置いてもめでたいので、祝杯の記事を掲げます!
詳しくは→で http://ck.cocolog-nifty.com/go/2004/06/the_mtv_movie_a.html

「KILL BILL」という映画は、けして万人受けする作品とは思いません。
しかし、この中で十代の日本人女優・栗山千明嬢が演じている殺陣は、是非とも観てほしい!
とりわけ、日本で時代劇やアクション映画を作ろうと思っている方々は見落としてはいけないと思う。
華奢で美貌の少女が、そのしなやかなからだを駆使して繰り出す鎖付き鉄球の威力は、時代劇が見落としてきた「鎖鎌」の真の力なのである!そう、鎖鎌は江戸時代、女性が得意とした武術でもあったのだ!
くの一と言えば、フトモモ剥き出しor編みタイツで、逆手で小太刀を振り回すという決まりきったスタイルにすりゃええのとちゃうで!

無論、栗山千明嬢の凄絶な眼光、全身から沸き立つ「オーラ」としか言いようのない光輝をこそ、感じ取るべきであるのは言うまでもない。
しかし、わしらファンの実感で言うと、千明嬢はあまりに日本で不遇じゃ。外国人の方が、彼女の魅力に敏感だと思うのである! 

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2004.06.01

ゴーゴー夕張vsあずみ

わしのひいきの女優:栗山千明嬢が、「あずみ2」という日本映画に出演するので、遅ればせながら前作「あずみ」をレンタルして鑑賞した。
原作の小山ゆうの漫画を、かなり忠実に再現していた。けれど、気になったのは、「時代劇を作っている」という意識が感じられなかったことだ。漫画を基にした活劇だけであって「戦国時代を描く」ものにはなってない。
でもそれはこの際、まあ、いい。わしが注目したかったのは主演女優:上戸彩嬢の殺陣である。「キルビル」でゴーゴー夕張として壮絶な死闘を演じた千明嬢と張り合えるような殺陣だったか?
答えは、大丈夫だった。
愛らしい顔面に返り血を浴びながら平然と敵を斬り続けるあずみは、しっかり腰の入った立ち姿で、残心の形も美しく殺陣を演じておったよ。ラストの100(200だったか?まあどうでもいい)人斬りもかっこよく、納得の行くものだった。

だが、キャラクターとしてゴーゴー夕張とあずみを対比させたら、圧倒的に夕張の方が強い。
夕張にはその強さの元になる、「凶暴性」の強烈な描写があった。何よりも演じる千明嬢の目に宿る光の凶暴さは説得力十分!
比べてあずみはどうしてあそこまで強いのか、映画「あずみ」では何も語られていないに等しかった。最もこれは原作の漫画でも同様であって、「可愛いのに強い」という意外性の魅力で売っているので仕方ないのではあるけれど。
「あずみ2」では、千明嬢の凄みによって、あずみの強さもより説得力あるものになることを期待したい!

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